「なぜ誰も動かない?」惨敗のマドリー、敵のPK失敗シーンの衝撃行動に現地騒然!「5秒間、目でボールを追うだけ…」

2020年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

3本のPKとオウンゴールで敗れる

不調のバレンシアにまさかの完敗を喫したマドリー。 (C) Getty Images

 現地時間11月8日に開催されたラ・リーガ第9節で、王者レアル・マドリーは、16位に沈むバレンシアと敵地で対戦。絶不調の相手に、1-4の大敗を喫した。

 23分にカリム・ベンゼマのゴールで先制したものの、なんと3本のPKとラファエル・ヴァランヌのオウンゴールで敗れている。

 マドリーへは批判の声が集まるなか、マドリー寄りで知られる『MARCA』紙が注目したのが、同点に追いつかれた35分のPKシーンだ。

 カルロス・ソレールのキックをGKのクルトワがセーブしたボールを、ソレールが再び狙うも、シュートはポストに。その跳ね返りを売り出し中のウヌス・ムサがゴールに叩き込んだ。

 だが、ムサがペナルティーエリアに入り込むのが早かったとして蹴り直しになり、結局C・ソレールがPKを決めている。

【画像】現地騒然!マドリーの5選手が立ちすくむ衝撃シーンはこちら
 

『MARCA』紙は、「マドリーの選手の驚くべき行動。なぜ彼らは動かなかったのか?」という見出しの記事を掲載。ムサがPKを詰めたシーンで、5人の選手(マルコ・アセンシオ、ベンゼマ、ルカ・モドリッチ、ヴィニシウス・ジュニオール、フェデリコ・バルベルデ)がペナルティーアーク周辺に立ち尽くしている場面を写真で公開し、次のようにこき下ろした。

「彼らは目でボールを追うだけだった。(C・ソレールのキックから)5秒近くの間、マドリーの選手は誰も敵のゴールを防ごうとしなかった」

 昨シーズンは、とりわけコロナ中断明けから守備が安定し、それを拠り所に戴冠を果たしたマドリー。献身性が際立っていたチームの変貌に、贔屓紙も驚きを隠せなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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