森保ジャパン初選出の奥川雅也が参加保留に。所属のザルツブルクで6選手がコロナ陽性

2020年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地時間9日に行なわれるPCR検査の結果を踏まえて判断

クラブでも貴重な戦力となりつつある奥川。A代表初選出でデビューが期待されていたが…。(C)GEPA pictures/ Jasmin Walter

 日本代表は、11月9日からオーストリアのグラーツでトレーニング合宿を行なっている。堂安律がチーム事情によって辞退したことを受け、追加招集されたのが、オーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルクに所属する奥川雅也だった。

 しかし、ザルツブルクは現地時間8日の夜に新型コロナウイルス感染症の検査で選手6名に陽性判定が出たことを報告。各国の代表チームに招集されている選手たちの派遣も一時的にキャンセルし、9日に実施するPCR検査の結果を待って保健当局が判断を下すという。
 
 またJFAによると、オーストリアの国内移動で済む奥川は9日中に代表合宿へ合流できる見込みだったが、合流は取りやめに。現在はクラブとの連絡を取りながら様子を見ているものの、参加できない可能性が高まってきているという。

 奥川は、これまで世代別日本代表には招集された経験があったが、フル代表はこれが初めてとなる。11月3日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのバイエルン戦では、途中出場ながら、前回王者を相手にゴールを叩き込むなど、ハイパフォーマンスを披露していた。

 局面打開力を活かし、森保ジャパンでも変化をつける役割を期待されていたが、待望の代表デビューはお預けとなってしまうのか。続報を待ちたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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