鳥栖が19歳・本田風智のJ初弾などで10試合ぶりの白星!0-3完敗の最下位仙台は17戦未勝利に…

2020年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

19歳の本田が初ゴールを含む2得点を挙げる

J1リーグ初ゴールを挙げた本田が鳥栖を10試合ぶりの勝利に導いた。写真:茂木あきら

 J1リーグは11月8日、各地で2試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、延期となっていた11節のベガルタ仙台対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、3対0で鳥栖が勝利を収めた。

 試合は立ち上がりの6分に動いた。前線からの守備でボールを奪った鳥栖は、チアゴ・アウベスにボールを預けると、振り向きざまに左足を一閃。強烈なミドルシュートが仙台ゴールを射抜いた。鳥栖が幸先よく先制する。

 ここまで16試合連続で勝利のない仙台はその後、粘り強い守備を見せカウンターから相手ゴールを窺うものの、得点には至らない。前半は鳥栖の1点リードで折り返した。

 後半立ち上がり、再びスコアを動かしたのはアウェーチームだった。55分、カウンターを発動させ、T・アウベスから本田風智に鮮やかなロングパスが通ると、パスを受けた本田はカットインから右足を振り抜く。グラウンダーの鋭いシュートを仙台ゴールに突き刺した。本田のJリーグ初ゴールで鳥栖が2点目を奪う。本田はさらに10分後の65分にも、仙台ゴール前のこぼれ球に素早く反応。右足で押し込んで、3点目をゲットした。

 鳥栖はその後も安定した試合運びで追加点のチャンスを窺う。得点には至らなかったものの、無失点で試合を終わらせた。結局試合は3対0でタイムアップ。アウェーの鳥栖が完勝で、10試合ぶりの勝利を掴んだ。鳥栖は勝点を25に伸ばした。

 一方の仙台は勝点14のままで依然最下位。17戦未勝利で、いまだ今季ホームでの白星がない状況だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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