「ロナウドは無知だ」ユベントスOBが入団3年目の絶対エースを痛烈批判!「まだイタリア語が話せないなんて…」

2020年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「イタリアへの敬意を欠いている!」

OBからイタリアに馴染んでいないと批判されたC・ロナウド。(C)Getty Images

 世界を驚かせた移籍から、2年が経過した。

 2018年の夏にクリスチアーノ・ロナウドは、チャンピオンズ・リーグ3連覇という偉業を置き土産にレアル・マドリーを去り、イタリア王者ユベントスに移籍した。

 セリエAでも2年連続優勝を経験し、前人未到の9連覇に貢献したC・ロナウドは、3年目のシーズンに臨んでいる。新型コロナウイルス感染で離脱を余儀なくされたものの、復帰初戦となった11月1日のスペツィア戦では、途中出場から2ゴールをマークした。

 今シーズンもC・ロナウドに対する期待は大きい。一方で、3年目を迎えてもっとイタリアの文化に馴染むべき、という声もある。ユベントスOBのパスクアーレ・ブルーノは、『Sport Mediaset』の番組「TikiTaka」に出演した際、C・ロナウドを「彼は無知な人間だと思う」と批判した。

 現役時代にイングランドやスコットランドでもプレーしたブルーノは、「イタリアに来た人間が3年でまだイタリア語を話せない。すべてのイタリア人に対する敬意を欠いている」と主張している。
 
「私がスコットランドに行ったときは、最初に英語を学んだ。彼らに対する敬意の現れだ。彼らと練習しなければならず、25人の選手がイタリア語を話すことを望みはしなかったからだ。私が彼らに適応したんだよ。ロナウドは間違えていると思う。3年経てばイタリア語を話さないと。そりゃあ、世界最強かもしれないが……」

 言葉を話せるかどうかは、ピッチでのパフォーマンスに影響するとの考え方もある。スペイン語を話していたマドリーでの9年の成績と、ユベントスでのこの2年の成績を比べれば、前者に軍配が上がるのも確かだ。

 一方で、35歳という年齢になったにもかかわらず、C・ロナウドがユーベでもインパクトを残していることも事実だ。今季のセリエAでは出場3試合で5得点を挙げている。また、C・ロナウドが所属しているというだけでも、ユベントスやセリエAにとってメリットとなっている面もあることは疑いない。

 ユベントスとの契約が2022年6月までとあり、C・ロナウドは今シーズン終了後の去就も注目される。『Gazzetta dello Sport』紙のアンケートでは、1000人超のユーザーのうち、67%強がユーベは契約を延長すべきと回答した。

 C・ロナウドは、イタリアで幸せなのか。現行契約の最後まで、あるいはそれ以上、ユベントスのユニホームを着てプレーするのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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