「愚かなミスをしてしまった…」ポグバ、アーセナル戦で決勝PK献上を猛省! マンU指揮官の語る“改善点”とは?

2020年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕の守備はベストじゃない…」

自らのミスから敗戦を招いたポグバは、そのプレーを悔いた。 (C) Getty Images

 現地時間11月1日、プレミアリーグ第7節でマンチェスター・ユナイテッドはアーセナルに本拠地オールド・トラフォードで0-1と敗れた。決勝点となったのは、ピエール=エメリク・オーバメヤンのPKだった。

 そのPKを献上したのが、ユナイテッドのポール・ポグバである。68分、ペナルティーエリア内でエクトル・ベジェリンの足を引っかけて倒してしまった。

 さほどリスクをかけるような危険な場面には見えなかったが、不要に飛び込んで、結果的に決勝点となるPKを献上してしまったポグバは、試合後に自らのプレーを悔いている。

 英公共放送『BBC』によれば、「少し息を切らしていたのかもしれない。それでこの愚かなミスをしてしまった」とポグバは反省の弁を述べた。

「彼に少し触れたように感じた。自分がボックス内にいるのは分かっていたから、ああいうPKを与えてはいけなかった。ボックス内での僕の守備はベストじゃない。でも、学んで、それに取り組んでいくことはできる」

 自らのミスを認めたポグバに対して、オレ・グンナー・スールシャール監督は、「あの瞬間にもっとうまくやれたこと、やるべきだったことを、彼は分かっている」と、今後への改善点だと話している。

「彼は、しっかりと地に足をつけていけばOKだと分かっている。彼はどこにもいかないからね」
 そしてポグバは、「僕たちはもっとうまくやらなければいけない。チームも、僕自身もね。でも、まずは僕からだ」と、自身を筆頭にユナイテッドが向上しなければならないと続けた。

「今日は僕がPKで失点を招いてしまった。でも、チームのパフォーマンスも悪かった。僕たちはもっとうまくやる必要がある」

 チャンピオンズ・リーグ(CL)のライプチヒ戦で5-0と大勝したユナイテッドだが、リーグ戦ではここ4試合で1勝。消化試合数の違いはあるものの、15位と不本意な順位に甘んじている。

 4日に開催されるCLイスタンブール・バシャクシェヒル戦を経て迎える次なる相手は今シーズン、絶好調のエバートン戦だ。ユナイテッドにとっては重要な戦いが続くが、ポグバとチームは調子を取り戻せるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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