アザールの1年ぶりゴラッソ&“いじめ騒動”のベンゼマ弾炸裂!マドリーが岡崎欠場のウエスカに4発快勝、暫定首位に浮上

2020年10月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

渦中のヴィニシウスに代わってアザールがスタメン

前半終了間際のアザール(7番)とベンゼマ(左)のゴールで、マドリーが一気に流れを引き寄せた。(C) Getty Images

 10月31日に開催されたラ・リーガ第8節で、王者マドリーが、岡崎慎司が所属する昇格組のウエスカとホームで対戦した。

 まだ勝利がないウエスカは、10月4日のエルチェ戦で左足のハムストリングを痛めた岡崎が、ぎりぎり間に合わずに欠場。一方、メンディに対し、「ヴィニシウスにパスを出すな」という指示を出す"いじめ"のような行為が発覚して物議を醸したマドリーのベンゼマは順当にスタメンに入りし、ヴィニシウスに代わってアザールが今シーズンの初出場を先発で飾った。

 序盤にチャンスを作り出したのはウエスカだった。立ち上がりの7分にカウンターからラファ・ミルが、28分には左サイドからのクロスに合わせたセルヒオ・ゴメスがチャンスを迎えるが、いずれも枠を外してしまう。

 前半はほとんどチャンスがなかったマドリーだが、40分にこの男のゴラッソで先制点を奪う。バルベルデから縦パスを受けたアザールが見事な反転から左足を一閃。目の覚めるようなミドルシュートを突き刺した。ベルギー代表FWは、昨シーズンのリーガ第8節・グラナダ戦以来、約1年ぶりのゴールとなった。

 さらに、前半アディショナルタイムにも、右SBに入ったルーカス・バスケスのクロスを受けたベンゼマが、胸トラップから左足でシュート。瞬く間にリードを広げる。

 完全に流れを引き寄せたホームチームは、54分にもカウンターからパスを繋ぎ、最後はベンゼマの浮き球パスを受けたバルベルデが強烈な一撃でネットを揺らして3点目を奪取する。

 74分にフェレイロのゴールで1点を返されたものの、90分にベンゼマがこの日2点目を奪ったマドリーが、終わってみれば4-1で快勝。勝点を16に伸ばし、暫定首位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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