「完全に風景を変えた」後半に変貌した久保建英をスペインメディアが称賛!「贅沢なお膳立てだ」

2020年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半のタッチ数はわずか19回

ELカラバフ戦で先発し、75分までプレーした久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 前半と後半では、まるで別人だった。

 現地時間10月29日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第2節(I組)で、ビジャレアルはアゼルバイジャンのカラバフと対戦。終盤の3ゴールで3-1と勝利し、連勝を飾った。

 公式戦3試合連続のスタメンを飾った久保建英は、4-1-4-1の左サイドハーフでプレー。これまでも左サイドで出場した試合は精彩を欠いていたが、この日も前半はなかなかボールに絡めず、タッチ数はCFのカルロス・バッカに続いてチームで2番目に少ない19回だけだった。

 だが、後半に入ると躍動。63分に左サイドから鋭いクロスを送り込めば、69分にも見事なスルーパスで決定機を創出する。バッカとハウメ・コスタが決め切れずにアシストにはならなかったものの、攻撃を牽引した。

 3戦連続の先発だったこともあり、75分に交代となったものの、久保の活躍を現地スペインのメディアも称賛している。

【動画】2G1A以外にも圧巻プレー連発!UEFAが公開した久保建英のELデビュー戦プレー集
 星2つ(3つが最高)を与えた『AS』紙は、後半の活躍を次のように称えた。

「クボとチュクウェゼは、ハーフタイムから戻ると解き放たれた。彼らが完全に風景を変えた」

 また、同じく全国紙の『Marca』も、「クボが絡むと何かが起こる」とレポート。J・コスタへのパスついては「贅沢なお膳立てだ」と評価した。

 良い面ばかりではなかったが、アピールには成功した久保。故障で3週間ほど離脱していたエースのジェラール・モレーノが復帰する見込みの2日のバジャドリー戦で、再び先発のチャンスは巡ってくるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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