【J1採点&寸評】仙台2-3神戸|MOMは1G1Aの俊足アタッカー!15戦未勝利の仙台は意地見せた長身FWを高評価

2020年10月29日 小林健志

仙台――スコアが動いた直後の失点が痛恨…

【警告】仙台=なし 神戸=飯倉(90+3分)
【退場】仙台=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】古橋亨梧(神戸)

[J1リーグ30節]仙台2-3神戸/10月28日(水)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5

守備ブロックを築いてよく守っていたが、後半開始早々右サイドを立て続けに崩され2失点。そこから同点に追いついたまでは良かったが、直後に今度は左サイドから失点。スコアが動いた直後の失点をなくさなければ勝点獲得は遠い。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5.5

前半から攻め込まれる展開の中、ファインセーブも見せていたが、後半立ち上がりの2失点どちらかは止めておきたかった。

DF
3 飯尾竜太朗 6
後半自身のサイドから立て続けにクロスを上げられ2失点したのは反省点だが、佐々木のクロスに勢いよく飛び込んで頭で合わせ、ユース時代を過ごした神戸相手に同点ゴールをもぎ取った。

39 金 正也 5.5
チーム状況が厳しい中でも、積極的に縦パスを狙い、ピンチの場面でも身体を張っていたのは良かったが、3失点目でドウグラスに競り負けたのが痛恨だった。
 
13 平岡康裕 5.5
大きなミスは無かったが、結果的にクロスから3失点。思い切ってラインを上げる場面も必要だった。

2 パラ 5
身体を張って守った場面もあったが、2失点目で郷家を止めきれず、3失点目は西に簡単にクロスを上げられるなど、相手の右サイドの選手への対応に苦慮。攻撃で持ち味を発揮しきれなかった。

MF
26 浜崎拓磨 5.5(69分OUT)

攻撃へつなげようとしたパスが相手に引っかかる場面が目立ち、ピンチを多く招いた。時間が経つにつれ積極的なプレーも減っていき、後半途中交代した。

5 椎橋慧也 5.5(84分OUT)
以前よりもミスを恐れず積極的にプレーできており、攻撃につながるパスも増えたが、なんとか決定機を生み出すパスを出したい。守備でもあと一歩強さを見せたい。
 

次ページ仙台――勝ちたいという気持ちを最後まで出し続けた長沢

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