【U-19代表】J2水戸との練習試合に3-2と勝利! 得点を挙げたのは…

2020年10月28日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

勝利で合宿を終える

2点目を奪った西川。ほかにも多くのチャンスに絡み、存在感をアピールした。写真:田中研治

 10月28日、千葉県内で合宿中のU-19日本代表候補がJ2水戸と練習試合(30分×3)を実施。点の取り合いとなった一戦は3-2でU-19代表が勝利した。

 U-19代表は1本目の序盤から山本理仁(東京V)や松岡大起(鳥栖)のミドルシュートで攻撃を仕掛ける。そして先制に成功したのはU-19代表。ショートコーナーから細かつないでクロスを上げると、本田風智(鳥栖)がヘディングシュート。ボールはGKの頭上を越えて、ゴールに吸い込まれた。1本目を1-0で終える。

 2本目は水戸に攻め込まれる時間が長く、アレフ・ピットブルにヘディングシュートを叩き込まれて同点に追いつかれる。その後も劣勢が続いたものの、西川潤(C大阪)が一瞬の隙を突いて裏へ抜け出す。西川はGKの動きをよく見て左足で流し込んだ。U-19代表が2-1とリードして2本目が終了した。
 
 3本目は早々にU-19代表が追加点を挙げる。左サイドバックの加藤聖(長崎)がハーフウェイライン付近からロングフィード。抜け出した大森真吾(順天堂大)が右足で冷静にゴールネットを揺らした。その後も大森、西川の2トップを中心に攻め立てたが、相手DFの好守に阻まれる。するとCKからまたもH・ピットブルに決められ、1点差に詰め寄られた。

 それでもリードを守り切ったU-19代表が3-2で勝利。水戸が主力メンバーではなかったとはいえ、勝利を掴んだのは若き日本代表にとって大きな自信につながるだろう。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
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