スーパーレジェンド、ディエゴ・マラドーナが放った、軽快なジョークが話題になっている。英紙『Daily mail』が伝えた。

　アルゼンチン代表のエースとして活躍し、華々しいキャリアを築き上げたマラドーナ。引退後はアルゼンチン代表の指揮も取り、現在は母国のクラブの監督を務めている。

　そのスーパースターが、30日に迎える60歳の誕生日を前に、フランス・メディアのインタビューに登場。その際に欲しい"プレゼント"を聞かれ、「イングランド相手に、次は右手でゴールを決めることだ」と冗談を飛ばした。

　1986年メキシコ・ワールドカップの準々決勝でイングランドから"左手"で奪った「神の手ゴール」は、あまりにも有名だ。あれから34年、還暦目前のレジェンドにとっても、やはりこの一撃は特別なようだ。
 

　また、インタビューでは世界を代表する２人のスーパースターにも言及。「リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドは、他の選手よりも格段に上の選手だよ。彼らに近づく選手はいない。彼らの偉業の半分も達成できないだろう」と話し、これまでに合わせて11回もバロンドールを受賞したふたりを絶賛した。

　破天荒な振る舞いで知られ、その言葉ひとつがニュースになるマラドーナ。60歳を過ぎても、まだまだ話題を提供してくれることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部