「悪夢のようなミス」英4部でGKがまさかの空振り&痛恨失点!本人はうなだれるもファンは励ましメッセージ

2020年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「GKのミスはほとんどゴールで終わるため、より強調される」

GKのミスは失点に直結するため、責任は重大だ。(写真はイメージ)(C)Getty Images

 EFLリーグ2(イングランド4部相当)の試合で、GKが犯した衝撃のミスがちょっとした話題になっている。

 現地時間24日、グリムズビーはホームでカーライルと対戦し、24分に幸先よく先制に成功する。だが、悲劇が起きたのは後半開始直後の46分だった。GKジェームス・マッケオンは味方からバックパスを受ける。彼はそれをダイレクトで蹴ろうと思い切り足を振り上げるが、これがまさかの空振り。ボールはむなしくもそのままゴールへ転がりこみ、痛恨のオウンゴールとなってしまった。

 結局試合は1-1のドローに終わっている。

 英紙『Daily mail』でもこの模様を報道。「悪夢のようなミス」と、次のように伝えている。

「シンプルなバックパスは、サッカー界のピラミッドの上と下で数え切れないほどの試合で見られたものだが、ホーム側のGKは奇妙にもボールをネットに流し込んでしまった。

 31歳の彼はすぐに罪悪感に襲われて、頭を抱え込んだ。歓喜する相手と、混乱する味方の選手たちがボールを奪い返そうとレースをしている間、彼はペナルティボックスに戻って空を見上げる姿がカメラに収められていた」

 その後、マッケオンは自身のツイッターを更新。率直な思いを語っている。
 
「今日はミスをしてしまった。悲しいけれど、これからもいずれ私はミスをしてしまうだろう。でも約束する。そのたびに私はひどく傷つくけど、それでもまた頑張ってみせるよ」

 この投稿には多くのファンも反応。以下のような温かい励ましのメッセージが寄せられている。

「謝る必要はない」
「君はこのクラブのレジェンドだ」
「頭を上げてくれ」
「誰もが間違いを犯す。シーズンは終わりではない!」
「キーパーのミスはほとんどゴールで終わるため、より強調される」
「否定的なコメントは全て無視して」
「君の最高のセーブで、今回失ったものよりも多くのゲームに勝ってきた」 

 ひとつのミスが失点に直結するのがGK。その責任はどのポジションよりも極めて重大だが、ゴールの後ろには心強いサポーターたちも一緒に守っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】GKを襲ったまさかの悲劇!痛恨失点の場面はこちら(1分17秒頃~)

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