主審に「くたばれ」と吐き捨てて…
現役時代と比べ、少しふっくらとしたスタンコビッチ。その熱量はいまだ健在だった。 (C) Getty Images
コロナ禍における無観客を巧みに利用したと言えるだろうか。元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチの行為が小さくない話題を呼んでいる。
問題となっているのは、現地時間10月22日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第1節、ホッフェンハイムと対戦したレッドスターの指揮官であるスタンコビッチの振る舞いだ。
新型コロナウイルスの影響を受け、無観客で行なわれたこの一戦で、スタンコビッチは、64分に先制点を奪われたシーンで、得点の起点となった相手DFケビン・アクポグマにファウルがあったと猛抗議。主審から退席処分を命じられてしまう。
しかし、これで終わらないのが、かつてラツィオやインテルで異彩を放ったカリスマ指揮官だ。無人のスタンドに追いやられたスタンコビッチは、なんとそこから大声と大きめのジェスチャーで指示。無観客であったため、選手にも通じたようだ。
奇策(!?)も実らず0-2で完敗を喫した試合後、ドイツ誌『Bild』に主審に対して「くたばれ」と言ったために退場になったことをすっぱ抜かれたスタンコビッチは、「私は暴言なんて言っていない」と主張。「レフェリーにはなぜファウルではないのかを、上手に尋ねたつもりだよ」と、退場させられたことなど、どこ吹く風だ。
問題となっているのは、現地時間10月22日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第1節、ホッフェンハイムと対戦したレッドスターの指揮官であるスタンコビッチの振る舞いだ。
新型コロナウイルスの影響を受け、無観客で行なわれたこの一戦で、スタンコビッチは、64分に先制点を奪われたシーンで、得点の起点となった相手DFケビン・アクポグマにファウルがあったと猛抗議。主審から退席処分を命じられてしまう。
しかし、これで終わらないのが、かつてラツィオやインテルで異彩を放ったカリスマ指揮官だ。無人のスタンドに追いやられたスタンコビッチは、なんとそこから大声と大きめのジェスチャーで指示。無観客であったため、選手にも通じたようだ。
奇策(!?)も実らず0-2で完敗を喫した試合後、ドイツ誌『Bild』に主審に対して「くたばれ」と言ったために退場になったことをすっぱ抜かれたスタンコビッチは、「私は暴言なんて言っていない」と主張。「レフェリーにはなぜファウルではないのかを、上手に尋ねたつもりだよ」と、退場させられたことなど、どこ吹く風だ。
そんな元セルビア代表戦士の振る舞いは、海外メディアでも話題となっている。クロアチア・メディア『INDEX』は、「レッドカードの意味はなかった」と紹介している。
「主審に対する抗議のためにスタンコビッチは、予想よりも早くピッチから追いやられた。だが、彼はスタンドに移動してからも、まるで何事もなかったかのように選手たちへ指示を送り続け、ゲームを巧みにリードした」
なお、今回のスタンドからの指示に関して処分は下されていない。今後は、無観客の状況下での退席処分のあり方も、議論となるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「主審に対する抗議のためにスタンコビッチは、予想よりも早くピッチから追いやられた。だが、彼はスタンドに移動してからも、まるで何事もなかったかのように選手たちへ指示を送り続け、ゲームを巧みにリードした」
なお、今回のスタンドからの指示に関して処分は下されていない。今後は、無観客の状況下での退席処分のあり方も、議論となるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部