静岡県裾野でフリーキック選手権開催。初代王者は上井出蹴球団!

2020年10月22日 高校・ユース・その他

10月18日(日)開催。会場は裾野市運動公園陸上競技場

決勝戦で決勝ゴールとなるフリーキックを蹴る椎原選手

 10月18日、裾野市運動公園陸上競技場で「フリーキック選手権 第1回静岡県大会@SUSONO」が開催された。

 過去4回は東京で行なわれてきたが、地方での開催は初めてのこと。大会には、静岡県内在住もしくは静岡県内のチームに所属する高校生以上のメンバーでつくる10チームが参戦した。

 天候が心配された中で迎えた大会当日は雨に降られることもなく、富士山を望む最高の環境のもと、大会がスタート。

 予選ラウンドから激闘が繰り広げられ、ゴールシーンやファインセーブのたびに大きな歓声があがり、試合後には互いの健闘を称え合っていた。

 大会ゲストとして参加した元日本代表キャプテン、柱谷哲二氏も「フリーキックは試合の行方を左右する重要なワンポイント。日々の練習からこだわっていってほしい。」と自身の経験や、カズ選手、ラモス選手など日本代表時代のチームメイトのフリーキックにまつわるエピソードも披露し、会場を盛り上げた。

 数々のスーパーゴールが生まれたこの大会を制したのは、上井出蹴球団。決勝戦では同じ富士宮市で活動する「コンパニオン」と対戦。激闘の末、上井出蹴球団が1-0で勝利。記念すべき第1回大会の優勝チームとしてその名を刻んだ。

 決勝戦で値千金の決勝ゴールを決めた椎原勇次選手は「せっかく決勝まで来たので絶対に勝ちたかった。自分がここで決めたらヒーロー、絶対に決めるという思いで蹴った。5人の子どもたちの前でかっこいい姿を見せられてよかった。」と笑顔で語った。

 大会を主催したすそのシティ スポーツパーク共同事業体はスポーツを通じた地域活性化や青少年育成のために、今後も様々なスポーツ活動を展開していく予定だ。

 そしてフリーキック選手権の、さらなる拡大に期待したい。

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大会名|フリーキック選手権 第1回静岡県大会@SUSONO
日 時|2020年10月18日(日)
会 場|裾野市運動公園陸上競技場
主 催|すそのシティスポーツパーク共同企業体
後 援|裾野市/裾野市教育委員会
協 力|アスルクラロ沼津
運 営|株式会社MPandC / アスマッチプロジェクト
ゲスト|柱谷哲二氏、アスルクラロ沼津トップチーム選手
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