「ピッチ上で最高のプレーヤー」堂安律がブンデス第4節のベスト11に選出! 指揮官も「違いを作れる」と称賛

2020年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

対戦相手のレバンドフスキ、ミュラーとともに選出

PSVからの期限付きでドイツのビーレフェルトに加入した堂安。すでにブンデスに適応していると評価も高い。 (C)Getty Images

 現地時間10月17日に行なわれたブンデスリーガ第4節のバイエルン戦で、ドイツでの初ゴールを記録したビーレフェルトの堂安律が、リーグ公式が選ぶ同節のベスト11に選出された。

 この試合で先発出場した堂安は、右ウイングで孤軍奮闘。試合は1-4で完敗したものの、58分に一矢を報いる得点を叩き込んだ。

 ベスト11に選出されたのは、ビーレフェルトからは堂安のみ。ほかには、同じ試合で2ゴールずつを決めたロベルト・レバンドフスキとトーマス・ミュラー(ともにバイエルン)、ダニ・オルモ(RBライプツィヒ)らが選出されている。
 
 現地紙の報道によれば、ウーベ・ノイハウス監督もその活躍を認めている。試合後の会見で「彼が違いを作ることのできるプレーヤーの証明だ」と称賛したという。

「リツは劣勢でもセーフティにボールを持っていたし、隣のチームメイトや相手を見る余裕があった。ゴールに向かって何本かシュートも放つことができた。とても良いプレーが多くて、彼が我々と一緒にいてくれることをうれしく思っている」
 
 また、現地メディア『LigaInsider』も手放しで絶賛し、クラブは堂安の買取りに前向きであると伝えている。

「今シーズンですでにリツ・ドウアンがビーレフェルトにとっていかに重要な存在であるか示されている。バイエルン戦ではピッチではチームで最高のプレーヤーであり、唯一の見応えのあるゴールを生んだ。

 すでにクラブは、欠かせない存在となったプレーヤーの別のかたちでの契約を考え、行動に移している。PSVとの2024年までの契約を残しているドウアンの買取オプション行使について、交渉を持ちかけているようだ」

 ビーレフェルトは23日にヴォルフスブルクとのアウェー戦を控えている。22歳の若武者は、バイエルン戦以上のインパクトを与えることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】名手ノイアーの牙城を破った堂安律のブンデス初ゴールはこちら!

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