「クボの将来はこの数週間で決まる」久保建英のレンタル打ち切りはあるのか?「マドリーは困惑」と現地報道

2020年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーは昨シーズンも2選手のレンタル先を変更

久保の去就を巡るニュースは現地スペインでも盛んに報じられている。(C) Rafa HUERTA

 リーグ戦のないインターナショナルウィークに入って、現地スペインでますます過熱しているのが、ビジャレアルに所属する久保建英の去就を巡る報道だ。

 開幕5試合でスタメンはゼロ。合わせても計54分しかプレーしていない状況に、保有元であるレアル・マドリーが不満を持ち、レンタルを打ち切る可能性があると報じられている。

 実際、マドリーは昨シーズンも、前半戦に出番がなかったアンドリー・ルニンをバジャドリーから2部のオサスナへ、ヘスス・バジェホをウォルバーハンプトンからグラナダへ、冬のマーケットでそれぞれ移籍させている。

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 現地10月14日にも、スペインのラジオ局『Onda cero』の番組「La Brujula del deporte」でダビド・アロンソ氏が、「ウナイ・エメリ監督との話し合いでビジャレアルを選んだため、マドリーは困惑している。この状況に満足しておらず、クボの将来について検討している」と指摘。「この数週間で何が起こるか注意する必要がある」と伝えている。

 来週の22日からヨーロッパリーグ(EL)も始まるため、その状況でも満足な出場時間が与えられない場合は、冬のレンタル先変更も考えられるということのようだ。

 ただ、「サッカーダイジェストWeb」がエメリ監督に直撃したインタビューでは、現在は成長過程にある久保を"慣らしている"段階であり、その状況に本人も納得しているということだった。

 ELが始まり、エースのジェラール・モレーノも数週間離脱という状況で、はたして先発のチャンスが与えられるのか。指揮官の起用法に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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