「日本のピピとは誰だ?」スペイン全国紙が異例の“飛び級”をした日本の若き才能、中井卓大を特集!「来年1月からは…」

2020年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

先週末には急遽“トップチームデビュー”

順調なステップアップを果たしている中井。写真:滝川敏之

 幼い頃、思い通りのプレーが出来ないとピーピー泣いていたことから、「ピピ」と呼ばれるようになった中井卓大。そんな彼も16歳となり、めきめきと頭角を現わしている。

 10歳でレアル・マドリーの下部組織に入団した中井は、順調にステップアップを果たし、現在はフベニールB(U-18)に所属。そんななか現地時間12日、スペイン紙『as』では「日本人MFは、まだ16歳の若さで週末にジダンに呼ばれてファーストチームでトレーニングを行なった」と報じている。インターナショナルウィーク中で多くの選手が不在となっているため、それに伴い、中井は急遽、"トップチームへの昇格"を果たしたのである。

 また同紙では、そんな大きな期待の寄せられている若きスターを「ジダンが言及している日本のピピとは誰だ?」と見出しを打ち、次のように説明している。
 
「同胞の久保建英、モドリッチのファンでもあるピピ。彼は2014年にマドリーのテストに合格すると、様々なチームを登り続け、今年の10月8日には英紙『The Guardian』の『2003年世代の60人のタレント』のリストにも掲載された。2022年にはトレーニングの段階を終えるため、2021年1月からはカスティージャ(スペインの2部B=実質3部に所属で、その上がトップチーム)との契約も予想されている」

 決して簡単な道のりではないが、大きな期待が寄せられる中井。いずれは"白い巨人"で久保と共闘――。そんな壮大な夢も抱かずにはいられない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ピピ"中井も飛び級参加!トップチーム練習風景はこちら!

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