DAZNでは今年現役を引退した内田篤人氏の初の冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』が10月１日からスタートしている。

　第２回目の放送では、「内田氏が監督をやるなら」、というテーマでカメルーン戦の先発メンバーを選んだ。その未公開シーンをまとめた動画がYouTubeチャンネルで公開され、久保建英をスタメンに選ばなかった理由を明かしている。

　内田氏がチョイスしたシステムは４－４－２。GKには川島永嗣、４バックは右から酒井宏樹、冨安健洋、吉田麻也、安西幸輝。ダブルボランチは柴崎岳と、「ブンデスで頑張っている噂も聞きますし、対人も強いので」という理由で遠藤航を配置。右サイドハーフに南野拓実、左に原口元気、最前線には大迫勇也と、0.5列下げた位置に「見てみたい」と鎌田大地を選んだ。

　この11人のなかに、世間の注目度も高い久保の名がないことに自ら触れた内田氏は、「もうちょっと長い目で見たい」とそのワケを説明している。
 

「余計なプレッシャーは与えない方がいい。今はあまり（自チームで）試合に出れてないし、本人には焦りがあるかもしれないけど、俺が監督だったらちょっと話をしてみて、徐々にやっていこうよって」

　もちろん久保の実力は認めているようで、「もうできるのは分かっているから、１試合目はスタートからではなくて、代表の雰囲気を含めちょっと見て、２試合目はスタートでやってみようか」とコメントしている。

　実際に、９日に行なわれたカメルーン戦で久保は、65分から出場。自身も19歳305日という若さでA代表デビューを果たし、日本中の期待を一身に背負った経験を持つ内田氏は、「久保くんは大事にいこう。だって10代だから…」と若きスターの精神面を気遣っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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