「大きな痛手」名古屋はDF吉田豊が骨折で全治4週間と発表。負傷後のプレーに「よくぞあそこまで頑張っていた」とファンも感動

2020年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

負傷後も10分以上プレーを続けていた

タフな守備だけでなく、優しパスも魅力の吉田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 名古屋グランパスは10月12日、クラブの公式ホームページでDF吉田豊が第4腰椎左横突起骨折で全治約4週間の診断を受けたことを報告した。

 昨季にサガン鳥栖から名古屋に加入した吉田は、今季ここまでリーグ戦全試合で先発出場し、2得点を記録。定位置の左SBだけでなく、右SBもこなし、鳥栖時代にも師弟関係を築いていたマッシモ・フィッカデンティ監督にとって欠かせない人材だった。

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 そんな吉田は21節のセレッソ大阪戦でも先発。13分にCKの守備の際に相手選手と接触し、腰を抑えながらピッチに倒れ込むが、痛みをこらえてプレーを続行していた。しかし、28分に再び倒れ込むと、自身では動けない状態となり、担がれたままピッチを後にしていた。

 後日、単純X線やCT、MRIなどの検査を行ない、第4腰椎左横突起骨折と判明。治療期間には約4週間かかる見込みだ。
 
 名古屋はクラブの公式ツイッターで「いつも強い気持ちで闘いチームを支えてくれるユタカが戻ってくるまで、グランパスファミリーで闘いましょう」と吉田の負傷を伝えると、ファンから以下のようなコメントが寄せられた。

「相当痛そうだったから…」
「骨折していたのに、よくぞあそこまで頑張っていました」
「これは大きな痛手 。1日も早く回復し、またピッチ上でのファイターぶりを期待」
「豊いないのは痛いけど、ご本人が一番辛いよね」
「試合出っ放しだったからなぁ、まずは、しっかり治してください!」
「悲しい。ゆっくり休んで終盤の復活待ってます」
「ずっと待ってます。。。吉田のプレー見るだけで元気が出るので」

 名古屋はその試合で、今夏に加入し右SBで先発したオ・ジェソクが吉田退場後に左SBを務め、決勝点に繋がる前線での守備も披露していた。

 全試合先発出場の"鉄人"の負傷は残念だが、残された選手たちで吉田復帰までの穴を埋めたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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