【J1採点&寸評】柏4-3神戸|壮絶な乱打戦、両攻撃陣の働きを評価! MOMは2ゴールを挙げた…

2020年10月11日 鈴木潤

柏――早々に4点をリードも後半はペースダウンし…

【警告】柏=高橋峻(72分、90+4分) 神戸=菊池(61分)
【退場】柏=高橋峻(90+4分) 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】江坂 任(柏)

[J1リーグ21節]柏4-3神戸/10月10日(土)/三協フロンテア柏スタジアム

【チーム採点・寸評】
柏 6.5
カウンターから効率の良い攻撃を展開し、52分までに4点をリード。しかしルヴァンカップ・準決勝から中2日というタイトな日程により、後半はペースダウン。1点差に詰め寄られる苦しい展開を強いられたが、最後は辛くも逃げ切った。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 6
10分、15分の決定機を阻止。結果的に3失点こそ許したが、先制点を与えなかった序盤のビッグセーブが、その後の優位な展開につながった。

DF
24 川口尚紀 6(66分OUT)
タイミングの良い攻め上がりが39分のカウンターを生み、相手選手が処理しづらいニアへのグラウンダークロスで江坂の得点に絡んだ。

25 大南拓磨 5.5
古賀との連携で途中まではドウグラスに起点を作らせなかったが、60分に田中のマークをわずかに放したことで1点を返されたのはもったいなかった。

4 古賀太陽 5.5
途中まではビルドアップだけでなく、守備でも良い対応を見せていたが、終盤にはクロスボールの目測を誤った場面やPK献上など、やや安定感に欠けた。

20 三丸 拡 6
44分、左前方のスペースへのパスで神谷を走らせて3点目の起点になる。守備でも良いカバーリングを見せた。ただしチームのペースダウンとともに前へ出ていく回数が減ってしまう。
 
MF
8 ヒシャルジソン 6
前半はセカンドボールを回収し、パスを散らした。ただ、ルヴァンカップの疲れからか時間の経過とともにボールハントの機会が少なくなった。

27 三原雅俊 6(81分OUT)
39分には川口へミドルパスを通して2点目の起点になり、52分にもセカンドボールを拾って江坂につなげ、4得点中2点に絡んだ。

9 クリスティアーノ 6
オルンガへのクロスで先制弾をアシスト。2点目もニアへの動きによって江坂の元にボールが流れた。ただ、ケガから復帰して間のないせいか、後半は運動量が落ちる。

39 神谷優太 6(62分OUT)
チームの3点目につながった仕掛けとシュートは良かった。しかし、1失点目では神戸のシステム変更もあって西を捕まえきれず、深い位置への侵入を許してしまった。
 

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