「最も過小評価されている」元トッテナム戦士が“韓国の至宝”ソン・フンミンを激賞!「サラーはワガママだが…」

2020年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季も4戦6発と絶好調!

ユナイテッド撃破にも貢献したソン・フンミン。その圧倒的なパフォーマンスに評価の声が相次いでいる。 (C) Getty Images

 韓国の至宝への評価が高まっている。トッテナム・ホットスパーに所属するソン・フンミンだ。

 2015年8月にレバークーゼンからトッテナムに移籍してから6シーズン目。入団当時は粗削りだったプレーも洗練され、ドリブルの鋭さも飛躍的に向上。今や多士済々のプレミアリーグでも屈指の好タレントへと成長した。

 今シーズンもプレミアリーグの開幕4試合で6ゴールと波に乗っている28歳への評価は、これまで以上に高まっている。現地時間10月8日に英国のスポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』に出演した元トッテナムのジェイソン・カンディは、『今シーズンの最強トリオはどこだ?』という企画で、「ソンのいるトッテナムは優れている」と古巣を激賞した。

「まぁもちろんリバプールのフロント3は凄いよ。だけど、ベイルがかみ合えば、スパーズの3トップもかなりのものになる。とくにソンは素晴らしいよ。個人的には最も過小評価されている選手だと思う。

 人々がソンについてどれだけ良いと思っているかはハッキリとはわからない。けど、マネとサラーについては雄弁に語ろうとするのに、彼については誰も語らない。あんなに素晴らしい結果を出しているのにね」

 さらに「ソンとサラーを比べたらどちらが良いか?」を問われたカンディは、こう持論を続けた。
 
「彼らは優秀で、どちらにもそれぞれの良さがある。けど、もしも、私のチームに入れられるならソンを連れていくよ。なぜならサラーほどワガママではなく、利他的だからね」

 このカンディの意見を聞いた番組出演者の元イングランド代表FWカールトン・コールは、次のように付け加えている。

「今のスパーズこそ最高だ。ソンはキャリアの全盛期で素晴らしいし、ケインはピッチのどこからでもゴールできる。ここにベイルが加わろうとしているんだ。もしも、彼が最高の状態に戻るなら、そのフロント3はクレイジーなものになる」

 プレミアリーグ第4節では、6-1でのマンチェスター・ユナイテッド粉砕に貢献したソン・フンミン。その出色のパフォーマンスに対する評価はもはや天井知らずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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