「オオサコは決めておくべきだった…」日本代表、カメルーン戦の“お粗末な決定力”をAFC公式が指摘!

2020年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミナミノの枠内シュートはあまりに非力だった」とも

やや精彩を欠いていた大迫。48分の絶好機で放った至近距離ヘッドも枠を捉えられず。写真:龍フェルケル

 現地金曜日に開催された親善試合、日本代表対カメルーン代表の一戦は両チームともに決め手を欠き、スコアレスドローで決着した。このゲームを速報で伝えたのが、アジア・サッカー連盟(AFC)の公式サイトだ。「日本、カメルーン戦で0-0に持ち込まれる」と題し、アジアを代表するサムライブルーを主語にレポートを伝えている。

 普段は淡々と試合展開を追うことが多い同サイトだが、今回は少しばかりの論評を交え、森保ジャパンのお粗末なフィニッシュを揶揄している。「日本は序盤から激しいプレッシャーを掛けてカメルーン守備陣を困惑させた」としつつ、「それでもカメルーン代表GKファブリス・オンドアをシリアスな状態に追い込んだのはヨシダ(吉田麻也)のヘディングシュートくらい。ミナミノ(南野拓実)が前半に放ったふたつの枠内シュートは、あまりにも非力だった」と評する。

 さらに、今回の日本代表は史上初めて欧州組だけでメンバー編成された事実を伝え、直前で岡崎慎司と長友佑都の両ベテランが負傷離脱した点にも言及。そして、「後半の日本は4バックから3バックに守備陣形を変更して、さらに攻勢を強めた。そこで躍動したのがイトウ(伊東純也)だ」と続け、「48分には右サイドを突破して中央へピンポイントクロスを送ったが、オオサコ(大迫勇也)のヘッドは枠を大きく外れてしまう。あれは決めておくべきだった」と断じるのだ。
 
 後半はカメルーンにも大いに得点チャンスがあったが、日本の守備は危なげなく対応していたとも指摘。最終的にはフィニッシュ精度を欠いたことで、およそ10か月ぶりのリスタートマッチで勝ち星を挙げられず、引き分けに持ち込まれてしまったと論じている。

 日本の次戦は火曜日。会場は同じくオランダ・ユトレヒトで、コートジボワール代表と対峙する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【代表PHOTO】日本0-0カメルーン|南野・久保ら決定機を迎えるも…海外組のみで挑んだ約1年ぶりの日本代表戦はスコアレスドロー!
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