「日本の若きエースであるクボが…」カメルーン・メディアは森保ジャパンをどう見た?「互いに背中を向けた」

2020年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「後半は奇跡を起こしかけたが…」

後半からピッチに立った久保は何度か見せ場を作ったものの、決定的な仕事は果たせなかった。 写真:龍フェルケル

 約1年ぶりの代表戦で、サムライブルーは勝利を挙げることはできなかった。

 10月9日にオランダのユトレヒトで、カメルーン代表と対戦した日本代表はスコアレスドローで試合を終えた。

 新型コロナウイルスの影響によって、久々の代表戦だったせいか、両軍ともエンジンがかかり切らずに低調なパフォーマンスに終始。日本は19分に南野拓実が決定的なシュート放ち、後半アディショナルタイムにも久保建英が直接FKで相手ゴールを脅かしたが、いずれも相手GKのファインセーブに阻まれ、"不屈のライオン"を倒すには至らなかった。

 互いに精彩を欠いた感が否めなかった一戦をカメルーン・メディアはどう見たのか。国内の有力メディア『Afrik』は、「互いに背中を向かい合わせたまま、勝者はいなかった」と皮肉を交えつつ、次のようにマッチサマリーを掲載した。

「刷新された不屈のライオンたちは、前半から手堅い日本の守りを前にほとんど相手を脅かす攻撃を見せられなかった。後半からはエビナが敵の急所を突き、奇跡を起こしかけたが、相手GKによって撃退された」
 
 さらに同メディアは、久保が敵のペナルティーエリア付近からのFKでゴールを急襲したシーンについては、こう綴った。

「サムライの若きエースであるクボは、後半アディショナルタイムに、フリーキックでオンドア(GK)の頭上を狙ってきたが、我々の守護神のファインセーブに阻まれた」

 カメルーンを相手に決め手を欠いた森保ジャパン。13日には再びアフリカの強豪コートジボワールと対戦するが、今度は勝利を手にできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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