元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、弾丸FKで新天地初ゴールを記録した。

 今夏ユベントスから元イングランド代表デイビッド・ベッカム氏や孫正義氏らがオーナーを務める、MLSのインテル・マイアミに加入したイグアイン。先月のデビュー戦ではPKのキッカーを務めながらも大きく枠を外してしまうなど、ここまで無得点だったが、８日のレッドブルズ戦でついに待望の瞬間が訪れた。

　１-１で迎えた81分。ペナルティエリア手前絶好の位置でFKを獲得すると、ボールの前に立ったのは背番号９。そして短めの助走から鋭く足を振り抜くと、矢のようなシュートはゴール右に寄って構えたGKなどお構いなしに、右サイドネットを弾丸で突き刺した。

　結局このゴールは決勝点となり、低迷する今季リーグ初参戦のクラブを４試合ぶりの勝利へ導いた。
 

　試合後、アルゼンチンのストライカーが決めたスーパーゴールの映像がクラブの公式ツイッターで公開されると、ファンも大興奮。「ゴラッソ」「それはロケットだ」「マンマミーア」いった称賛の声が寄せられている。

　デビュー戦でPKを失敗した際には、相手と乱闘騒ぎを起こしてしまった32歳のイグアイン。それでも、鬱憤を晴らすかのようなこのゴールを皮切りに、アメリカの地で本来の実力を十分に発揮していきたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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