【日本代表】1試合限定の大迫勇也が望むのは「やっぱりゴールを取ること」途中離脱となる境遇については…

2020年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

2列目の選手たちについての評価は?

昨年9月のミャンマー戦で負傷交代となって以来の代表活動となる大迫。(C)JFA

 日本代表は10月8日、オランダ・ユトレヒトでの合宿4日目を迎え、試合前日の公式練習前にオンライン上で取材に応じた。ブレーメン所属の大迫勇也は1試合のみでの離脱になることに触れ、ゴールへのこだわりを語った。

「代表は1年間空きましたけど、代表でのプレーのイメージは常に持っているし、良い準備は出来ていると思います。ヨーロッパで今月2試合できるということで、コンディションの良い相手と戦えるというのは、僕たちにとっても大きいと思いますし、ここで結果を残すことでまた次につながると思います。大事にしたいし、しっかりと結果を出すことに集中して取り組みたいと思います」と意気込みを語った。

 今回はこれまで10番を背負っていた中島翔哉が不参加となり、久保建英や鎌田大地、三好康児など若手も台頭。ビッグクラブへの移籍を果たした南野拓実をはじめ、堂安律、原口元気、伊東純也など2列目は熾烈な争いとなっている。

 トップのポジションで出場が予想される大迫はコンビを組むであろう2列目の選手たちについて「正直練習では分からない部分もたくさんあると思うので、まずは試合をして、そのなかでしっかりとコミュニケーションをとっていければと思います」と試合で得られるものも大きいという。
 
 所属チームが属するブレーメン州からユトレヒトが"危険地域"に指定されたことで、大迫は9日のカメルーン戦後に代表活動から離脱することになった。この"1試合限定出場"については「代表のチームと所属チームの話し合いの結果なので、それ以上のことはない。与えられたところでプレーするだけ」とプロとしての自覚を語る。

 大迫が今回テーマに掲げるのはズバリ「ゴール」だ。「やっぱりゴールを取ること。目に見える結果を残すことで、コンディションも上がるし、周りの評価も変わってくる」さらに、「自分は前の選手なので、しっかりとゴールに絡む、ゴールを取るというのがまず一番。さらに、代表のチームは勝つために全てを出し切るというのが、全選手しなくてはいけないことだと思うので、そこは集中して取り組みたいと思います」とどんな時でも全力でプレーする大切さを説いた。

 森保一監督をはじめ、選手たちも「結果にこだわる」と口々に語っている今回のオランダ遠征。多くは語らない大迫が最前線からどのような背中を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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