衝撃の代表初ゴールを決めたのが、フランスの新星エドゥアルド・カマビンカだ。

　先月８日のクロアチア戦で、フランス代表史上最年少デビューを飾ったばかりの17歳は、10月７日に行なわれたウクライナとのフレンドリーマッチで初先発を果たす。そして、開始９分に驚きの先制ゴールを奪うのだ。

　左サイドからのクロスにオリビエ・ジルーがヘッドで競り合うと、そのこぼれ球に反応し、なんと咄嗟にバイシクルシュート。カバーに入っていた敵DFの頭を超えたボールは、ネットに吸い込まれた。

【動画】「非常識だ」17歳カマビンカが決めた衝撃の"バイシクル弾"はこちら
 

　データ会社『Opta』によると、17歳と11か月で決めたこの一撃は、同国史上２番目の若さで記録したゴールとなった。７-１の大勝の口火を切ったこの若武者の美弾には、もちろん称賛が集まっている。

　スペイン紙『Marca』が「カマビンカが別の惑星から来てゴールを奪った。信じられないタレントだ」と伝えれば、英メディア『Sportbible』も「非常識で、センセ―ショナルなオーバーヘッドだ」と興奮気味に報じている。

　まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのカマビンカ。レアル・マドリーを率いる同胞のジネディーヌ・ジダン監督がラブコールを送っているのは周知の事実で、白いシャツを身に纏う日もそう遠くないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部