【J1展望】1stステージ・2節|柏-仙台|例年とは異なる真っ向勝負の予感

2015年03月12日 サッカーダイジェスト編集部

柏――自分たちのスタイルで堅守を打ち崩す。仙台――“スイッチの入れ時”が鍵を握る。

故障者/柏=近藤、秋野、中川 仙台=金久保、山本、二見 出場停止/柏=なし 仙台=野沢

J1リーグ・2節
柏レイソル ベガルタ仙台
3月13日(金)/19:00/日立柏サッカー場

【J1展望】1stステージ・2節|全9カードをチェック!

 
柏レイソル
リーグ成績(1節終了時):7位 勝点3 1勝0分0敗 1得点・0失点
 
【最新チーム事情】
●公式戦2戦連続ゴール中の工藤が好調を維持。
●3月17日にACLを控える強行日程も、ターンオーバーせずベストメンバーで臨む予定。
●U-22日本代表に選出されていた秋野央樹が怪我でチームを離脱。
 
【担当記者の視点】
 前節、柏の選手の特徴を知り尽くし、相手の長所を消すことに長けたネルシーニョ監督を敵に回しての勝利は、選手たちに大きな自信を植え付けた。ACLを含めて公式戦をすでに4戦こなしているとあって、開幕直後ながらチームの成熟度は比較的高く、その事実も間違いなく強みとなっている。
 
 仙台とは例年、互いの長所を消し合う堅い試合展開になるが、今年の柏は一味違う。茨田が「守備の堅い相手を崩すことができれば、これからの自信になる」と言うように、自分たちのスタイルを駆使して仙台の堅守に立ち向かう。
 
 
ベガルタ仙台
リーグ戦成績(1節終了時):4位 勝点3 1勝0分0敗 2得点・0失点
 
【最新チーム事情】
●ウイルソンはまだ90分間プレーできる状態になく、途中出場が濃厚。
●奥埜、R・ロペスは好調で、前節に引き続きスタメン起用される模様。
●茂木は柏U-15出身。試合出場に並々ならぬ意欲を燃やす。
●最終ラインにも柏出身者が3人おり、因縁の対決に!?
 
【担当記者の視点】
 数的不利となりながらも"みちのくダービー"を制した勢いは本物か。渡邉監督が常々口にしている「球際」、「切り替え」、「走力」が昨季上位チームに通用するのか、という意味も含めてACL組の柏との一戦は絶好の試金石となりそうだ。
 
 お互いのスタイルを鑑みるに、必然的にボールを持たれる時間は多くなるはず。前からプレスをかけるのか、ブロックを敷いて我慢強く守るのか。ホームで圧倒的な強さを見せる柏に今季初黒星をつけるには、スイッチの入れ時を間違えないことが絶対条件。それに加えて数少ないであろうチャンスを確実に仕留める決定力がキーポイントになる。

【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・1節
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