原口元気が1G1A、ダービーマッチ勝利の立役者に! 今季初ゴールでハノーファーの大勝に貢献

2020年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤には自らゴールもゲット

トップ下で出場した原口。攻守にわたって激しいプレーを披露。(C)Getty Images

 現地時間10月3日、ドイツ2部の第3節が行なわれた。日本代表のオランダ遠征に参加する原口元気、室屋成が所属するハノーファーは、ホームに同じニーダーザクセン州を拠点とするブラウンシュバイクと対戦するダービーマッチに臨んだ。

 原口はトップ下で先発、室屋はベンチスタートとなったこの一戦。試合開始直後から激しくやり合う両チームがお互いに好機を作りながらも一歩も譲らず、スコアレスで折り返す。

 そして試合は後半に激動した。まずブラウンシュバイクが51分に先制点を奪取。その3分後には、原口のアシストからリントン・マイナがゴールネットを揺らし、同点に追いつく。
 
 さらに攻守の切り替わりがスピードアップし、激しさを増すなか、負けずに攻め続けたのはホームチームだった。原口も中盤から前線まで広く走り回り、しつこいプレッシングでボールを奪う場面も。

 そして71分、ヴァイダントのゴールが決まり、スコアは2-1に。さらには74分にもフルトが3点目を右足で蹴り込んで、点差を広げた。

 追いつこうとするブラウンシュバイクも選手交代などで手を打つが、ハノーファーの勢いは止まらない。86分、右サイドに展開した味方のパスを、エリア手前中央で受けた原口が、DFとGKをすり抜けるワザ有りのシュートを右隅に叩き込んでスコアを4-1とし、試合を決めた。

 この勝利でハノーファーは暫定首位に浮上。原口は1ゴール・1アシストで勝利に貢献した。室屋はこの試合には出場していない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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