【J2】首位徳島はドロー決着、2位以下にプレッシャーをかけられず…東京Vは“4分で3ゴール”の離れ業で大宮撃破!

2020年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合前時点で2位の北九州とは勝点差「2」

同点ゴールを奪った徳島の垣田裕暉。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは10月3日、各地で24節の3試合を開催。首位を走る徳島ヴォルティスはFC琉球と引き分けた。

 2位のギラヴァンツ北九州とは勝点差「2」で首位の徳島は、ホームで18位の琉球と激突。下位を相手に優位に試合を進めたいところだったが38分、ペナルティエリア手前で河合秀人にボールを奪われ左サイドを突破されると、最後は風間宏矢に被弾。先制を許してしまう。

 追う展開となった徳島は、ハーフタイムに一気に3枚替え。それが功を奏し、後半開始から分厚い攻撃を展開。そして59分、岸本武流のクロスを垣田裕暉がヘディングで合わせようやく同点に追いつく。勢いを取り戻したホームチームは、そこからさらに逆転を目指すが、あと1点がどうしても遠い。結局試合は1-1で終了のホイッスル。明日試合を行なう北九州に大きなプレッシャーをかけることはできなかった。

 一方、9位の東京ヴェルディは10位の大宮アルディージャをホームに迎え撃った。勝点「32」で並ぶ相手を引き離すべく、前半から猛攻を仕掛けた東京Vは、31分にCKから平智広が先制点を奪うと、そのすぐ1分後には裏に抜け出した山下諒也が追加点。さらにその3分後にはFKから再び平。4分間で3ゴールの離れ業をやってのけた。

 その後72分に大宮の富山貴光に1点を返されるものの、3-1で確実に勝利。大宮の連勝は2でストップ。

 残りの一戦は、20位の愛媛FCと19位のレノファ山口FCの下位に沈むチーム同士の対戦。1つでも上の順位を目指して、互いに惜しいシュートを放つも、最後までゴールは生まれず。スコアレスドローで終えている。
 
24節の試合結果は以下の通り。

東京V 3-1 大宮
愛媛 0-0 山口
徳島 1-1 琉球

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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