武藤&乾がそろって先発し“史上初”の快挙達成!エイバルは昇格組に敗れて開幕4戦勝ちなし

2020年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともに前半はアグレッシブにプレー

先発でピッチに立った武藤(左)と乾。 (C)Getty Images

 現地時間9月30日に行なわれたラ・リーガ第4節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルがホームで昇格組のエルチェと対戦した。

 4-4-2の左サイドハーフで4試合連続の先発出場となった乾とともに、新加入の武藤も2トップの一角で初のスタメン入り。前節のアスレティック・ビルバオ戦は、前者がベンチに下がった後に後者が出場していたため、これでリーガ史上初めて、同じチームの2人の日本人選手が同時にピッチに立つという快挙を達成した。

 その両雄は、立ち上がりからアグレッシブな動きで攻撃を牽引する。25分には乾が右サイドに展開し、右SBテヘロがクロス。武藤がドンピシャのヘッドで合わせるが、惜しくもGKにキャッチされす。その直後に、今度は乾がミドルレンジからシュートを狙うも、これは大きく外れた。

 33分には、乾が左サイドから武藤に目掛けて鋭いクロスを送り込む。だが、これも合わせることができなかった。

 一方的に攻め込んでいたエイバルだったが、37分に一瞬の隙を突かれてボイエにシュートを決められ、先制を許す。

 1点をリードされたホームチームは、後半開始早々にビッグチャンス。敵のハンドでPKを獲得するも、エスポーシトがバーの上に大きく外してしまい、絶好機を逃す。

 武藤が63分、乾が74分にベンチに下がったエイバルは、選手交代で流れを作ろうとするも、ボールは支配しながら最後の局面での精度を欠き、同点に追い付けない。

 最後まで1点が遠く、0-1で敗れたエイバルは3連敗で開幕4戦勝ちなし。一方のエルチェは嬉しい昇格後初勝利となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



 

次ページ【動画】武藤が惜しいヘッドも!日本人2選手が先発したエルチェ戦のハイライトはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事