【山形】開幕戦セレモニーでサポーターが失態… 公式HPで謝罪

2015年03月11日 サッカーダイジェスト編集部

国歌斉唱の際に応援コールを被せてしまう事態に。

今季4年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた山形。開幕戦で起きた事態を二度と起こさない決意を公式ホームページ上で表明した。(C) SOCCER DIGEST

 J1の山形は3月11日、同7日にユアテックスタジアム仙台で開催されたJ1リーグ1stステージ・1節の仙台戦で、開幕セレモニーの進行に沿わない山形サポーターの応援コールの連呼などがあったとして、試合終了後に主催者に対しクラブとしての謝罪を行なうとともに、事実関係の調査と把握、今後の対応について検討してきたことを公式ホームページ上で高橋節社長が報告した。
 
 報告によれば、3月7日の仙台対山形の試合前に行なわれた仙台南高校合唱部による国歌斉唱の際に、山形サポーターが応援を止めず、コールを被せてしまったという。この事態に対し、高橋社長は、「国歌斉唱を行っていただいた宮城県仙台南高校合唱部の皆さんをはじめ、当日来場されセレモニーに参加されました多くの皆さんに不快な感情を抱かせてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪の意を述べている。
 
 クラブには試合終了後から観戦者からの報告や意見が多数寄せられ、これまで関係把握に努めてきたが、事態が起きた要因として
「セレモニーの進行スケジュールの事前把握方法、サポーター組織との情報共有等が徹底されていないこと、主催者行事に対するリスペクト精神の一時的な欠如」
などが明らかになったとし、これらを踏まえて3月9日にはサポーター代表と話し合いの場を設けたという。
 
 さらに高橋社長は、
「コアからライト層に至るまでのモンテディオ山形ファン・サポーターの皆様と情報共有をしっかり行うための意見交換の場やリスペクト精神等の研鑽機会をさらに設け、今年のクラブスローガンとした『山形総力戦』にふさわしい観戦・応援環境を整えていくことを確認させていただきました」
と述べ、「安全で快適なスタジアム運営」に邁進していく決意を表明している。
 
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