【CLプレビュー】チェルシー 対 パリSG|チェルシーに2つのアドバンテージ パリSGは堅守をどう切り崩す?

2015年03月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSGの鍵を握るのは左ウイングの人選か。

チェルシー 対 パリSG
3月11日(日本時間12日4:45)@スタンフォード・ブリッジ
 
[第1レグの結果]
パリSG 1-1 チェルシー
 
チェルシー
[勝ち抜けの条件]
■0-0の引き分け
■1-1でのPK勝ち
■勝利
[出場停止]
なし
[怪我人]
MFミケル(欠場見込み)
 
パリSG
[勝ち抜けの条件]
■1-1でのPK勝ち
■2点以上奪っての引き分け
■勝利
[出場停止]
なし
[怪我人]
DFオーリエ(欠場見込み)、MFルーカス(欠場見込み)
 
 アウェーゴールのアドバンテージがあるチェルシーは0-0の引き分けで勝ち抜けが決まる。リスク回避の堅守速攻はいわばお家芸で、ホームという地の利もあり、自分たちのペースで試合を進められそうだ。
 
 注目は中盤の構成。リーグカップ決勝でハマったCBズマのボランチ起用を継続し、出場停止明けのマティッチとともに最終ラインの前に並べ、ラミレスを2列目右サイドに置く構えを取れば、それは1点もやらないというモウリーニョ監督の意思表示だ。
 
 パリSGにとって唯一にして最大のポイントは、チェルシーの守りをどう切り崩すか。鍵を握るのは、左ウイングの人選か。質の高いラストパスを持つパストーレ、打開力に優れたラベッシというタイプの異なる選択肢をブラン監督は持っている。
 
 いずれにしても、1点をめぐる緊迫した好ゲームが期待できそうだ。
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