【名古屋】「PKはウチに…」神戸戦で逆転となる2連続PKを沈めた金崎夢生が成功の秘訣を明かす!

2020年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

フィッカデンティ監督も金崎のPKに太鼓判

[J1リーグ17節]名古屋2-1神戸/9月19日(土)/豊田スタジアム

 神戸の山口蛍に見事なループシュートで先制されるが、金崎夢生のPK2発で逆転勝利を収めた名古屋グランパス。試合後のフラッシュインタビューに応えた金崎は、PKでの自信をこう語った。

「PKはウチにいいGKがいるので、いつも良い練習ができています。本当に僕が最後のところを決めただけで、マテウスや(前田)直輝、(ガブリエル)シャビエルなどがたくさんチャンスメイクしてくれたおかげです」

【J1第17節PHOTO】名古屋2-1神戸|金崎夢生の2発のPKで名古屋が神戸に逆転勝利!!

 堅守をベースに上位をキープしていた名古屋だったが、9月に入ってからは3失点の試合が続くなど不安定な戦いが続いている。

 ただ、そんな場面でも焦りはなかったという。

「悪い流れの時に、選手同士で話し合って立て直すということができていると思います。試合中のコミュニケーションだと思うので、お互い話し合ってできているのでそういう意味では良かったと思います」
 
 マッシモ・フィッカデンティ監督も「形としてはPKでのゴールのみでしたが、PKが無かったから勝ち目のないゲームというわけではなかったと思います。他の形でゴールできていればそれをピッチで証明できていたと思います。神戸は日程が厳しいなかで、疲れもあったと思いますが、素晴らしい試合をしていました。そういうチームにしっかりと勝てたことが素晴らしかったと思います」と振り返る。

 さらに、「試合前にPKの練習をしているのも知っています。チームみなが納得した結果ではないでしょうか。マテウスやシャビエル、前田直輝がそのままPKを蹴っても問題ないと思いますが、ウチはPKになったらまずは金崎が蹴ると意思統一もできていました」とPKを2本続けて金崎に託した理由を明かす。

「今日のような戦い方ができれば、名古屋はどのチームにとっても脅威となるのではないかと思います。ボールを回す技術が高い選手たちがいるなかで、ボランチのふたりを中心に高い位置から奪いに行ってそこからチャンスを作ることができていました。次のガンバ大阪もまた強いチーム。なかなか隙のないチームですが、今夜は少し勝利に浸らせて頂きたい」とチームのパフォーマンスに自信を深めたようだ。

 次節は中3日で敵地でのG大阪戦となる。休養十分のこの日と同じようなハイパフォーマンスを見せることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事