リバプールがバイエルンの司令塔チアゴを4年契約で獲得!総額約31億円で“クロップの恋人”を射止める

2020年09月19日 サッカーダイジェスト編集部

武闘派揃いだった中盤に小さくないプラスを

欧州チャンピオンからプレミア王者へ移籍を果たしたチアゴ。(C) Getty Images

 現地時間9月18日、リバプールはバイエルン・ミュンヘンからスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラを完全移籍で獲得したと発表した。

 英公共放送『BBC』などによれば、移籍金は2000万ポンド(約25億円)で、500万ポンド(約6億2500万円)のボーナス付き。契約期間は2024年6月30日までの4年間となっている。背番号はバイエルン時代と同じ6番を背負う。

 現在29歳のチアゴはバルセロナのカンテラ(下部組織)出身。2013年に当時のジュゼッペ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)に乞われてバイエルンに移籍。7年連続のリーグタイトル獲得や昨シーズンのチャンピオン・リーグ制覇に貢献した。

 そのドイツの絶対王者でも主力を担っていたが、契約が残り1年となった今夏に、新しいチャレンジを志願。かねてより獲得を熱望していたユルゲン・クロップ監督が率いるリバプールの一員となった。

 卓越したテクニックとプレービジョンで攻撃を操る司令塔の加入は、どちらかといえば武闘派揃いだったレッズの中盤に、小さくないプラスをもたらすのは間違いない。

 ここまで新戦力はオリンピアコスから獲得したギリシャ代表SBのコスタス・ツィミカスのみと、静かな動きに終始していたプレミア王者に、頼もしいニューカマーが加わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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