【大分】途中出場から殊勲の活躍!FC東京戦で2得点に絡んだ田中達也は「これを途切れさせないように」

2020年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

田中達也は今季5得点でチーム内のトップスコアラーに

82分に勝ち越し弾を決めた田中達也。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ24節]FC東京2-3大分/9月16日(水)/味スタ

 先制したものの、同点とされてからはFC東京にペースを握られる苦しい展開が続いた。

 片野坂知宏監督は試合後の会見でこう振り返った。

「決して新しい選手たちでなく、今までも使っていた選手でしたけど、出場した皆がハードワークをしてくれた。3-1で勝ち切れれば良かったけど、最後はヒヤヒヤの展開で引き分けでもおかしくないと思っていました。本当に選手たちのおかげだと思います」

 交代出場から1得点を決め、チームの3点目にも貢献した田中達也はこう喜びを語った。

「しっかりとボールを動かして、チームとしてやらないといけないことをみんなしっかりとやっていて、本当に前半は良いゲームができていたので、後半同点になってしまったのですが、勝負を決めようと思って入って、勝利出来て良かったです」
 
「シャドーで出たので、得点とアシストというところにどれだけパワーを注げるかというか、スプリントでゴール前に入るとか、チャンスを逃さないように意識して入りました。野村さんがボールを持った瞬間に信じて走り込み、決められて良かったです」

 ここ2試合連続での3ゴール。敵地で連勝してホームに戻る。

 この日の1点を加えて今季5得点、チーム内のトップスコアラーの田中は、「ここ3試合くらい、トリニータらしいサッカーが出来てきています。選手みんな手応えを感じていると思います。これを途切れさせないように、今後も続けていきたいです」と好調ぶりを窺わせた。

 大分は勝点19とし、順位も12位に浮上。17試合を消化し、リーグ戦の折り返しを迎えた。

 交代選手たちも活躍し、良いサイクルで次節、9月20日に横浜FCをホームで迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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