「とても良くやってくれた」ドイツデビューの室屋成をハノーファー指揮官が高評価!現地メディアも活躍を称賛

2020年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

加入後初の公式戦でゴールに関与

背番号「21」を背負ってドイツデビューを果たした室屋。 (C)Getty Images

 現地時間9月14日に開催されたDFBポカール1回戦で、原口元気と室屋成が所属するハノーファーは、同じ2部のヴュルツブルク・キッカーズと対戦。3-2で勝利し、2回戦進出を決めた。

 この夏にFC東京から加入した室屋は、右SBで先発フル出場。初の公式戦で攻守に積極的なプレーを見せ、2点目のゴールに繋がるクロスを送り込むなど存在感を示した。

 印象的なデビューを果たした「21番」に、現地メディア『SPORTBUZZER』も合格点を与えている。

「強烈な競争力を備えてデビューを飾った右SBのセイ・ムロヤは守備面では何も見逃すことなく、攻撃面では何度も相手チームにとって危険なシーンを創出するひとりだった。走ろうとする意欲の高さと、デュエルの強さを見せたハノーファーにおいて、(他の選手と比べて)決して遜色ない存在だった」

 また、ドイツ紙『BILD』も「ケナン・コニャック監督のもと、ハノーファーは素晴らしいスタートを切った」と綴り、「2点目となったムロヤのクロス。(マルビン・)ドゥクシュが落としたボールを、(ドミニク・)カイザーが突き刺した。もはや半分が日本人プレーヤーのアシストだ」と、仲間たちに功労者としてもみくちゃにされた室屋を称えている。

 さらに試合後、コニャック監督は会見で「ムロヤと左SBのニクラス・フルトはプレシーズンにずっと一緒にやってきたわけではないけれど、とても良くやってくれた。ふたりの出来に非常に満足している」とコメントした。

 9月19日にはブンデス2部の開幕戦を迎える。カールスルーエとの初戦に、昨シーズンから確固たる立場を維持している原口とともに、室屋が先発に名を連ねる可能性は高そうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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