「世界よ、これを見よ」岡崎慎司を起点に“メッシの天敵”が決めた鮮やかな連係弾を現地メディアが絶賛!「途方もないゴールだ」

2020年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

42分に生まれた先制ゴール

岡崎が絡んでマッフェオ(中央)が決めた先制弾が話題に。(C) Rafa HUERTA

 現地時間9月13日に開催されたラ・リーガ開幕節、久保建英が加入したビジャレアルと、岡崎慎司を擁する"昇格組"ウエスカの一戦は、1対1のドローに終わった。

 リーガ1部では初めて2人の日本人選手が同時にピッチに立つ"直接対決"が実現したこの試合で、もっとも話題を集めているのが42分に生まれたウエスカの先制点だ。

 ハビ・ガランの縦パスを受けた岡崎が敵に囲まれながらも巧みにキープし、左サイドのファン・カルロスへパス。21番はダビド・フェレイロに当て、ヒールパスのリターンを受けると、右サイドに展開する。そして、駆け上がってきた右SBのパブロ・マッフェオがカットインから左足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らした。
 
 スペイン全国紙『As』はこの流れるような連係から生まれた一撃を絶賛。「世界はこれを見なければならない」と綴り、「なんという途方もないゴールだ。ボールの運び方が完璧だった」と称えた。

 マッフェオといえば、マンチェスター・シティからジローナ(当時1部)にレンタルされていた17年9月のバルセロナ戦で、敵のエースであるリオネル・メッシを執拗なマンマークで抑え込んだことで、評価が急上昇。あまりのしつこさに、メッシが「今日は君がずっとマークしてくるんだな」「シティからのレンタルなの?」と試合中に話しかけたことでも話題となった。

 その後に移籍したシュツットガルトでは期待に応えられず、昨シーズンのジローナ(2部)に続いて今月8日にウエスカへのローンが決まった23歳が、加入6日でいきなり鮮烈なインパクトを残してみせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】岡崎が巧みなターンで起点となったウエスカの鮮やか美弾はこちら

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