「苦しんだ」今季初戦の久保建英&岡崎慎司にスペイン紙は厳しい採点。リーガ1部史上初の日本人対決実現も…

2020年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合は1-1のドローで終了

試合後に久保(16番)やレスター時代の同僚イボーラ(10番)と会話を交わす岡崎。(C) Rafa HUERTA

 現地時間9月13日に開催されたラ・リーガ開幕節で、久保建英が加入したビジャレアルと、岡崎慎司を擁するウエスカがいきなり激突。両雄が同時にピッチに立ち、リーガ1部史上初の日本人直接対決が実現したこの試合は、1-1のドローに終わった。

 昨シーズンにチーム最多の12ゴールを挙げて1部昇格の原動力となった岡崎は、4-2-3-1のCFで先発フル出場。チームがなかなかチャンスを作れないなか、35分にセットプレーから得意のヘッドで狙うも、惜しくもゴール右に外れた。

 42分には巧みなポストワークからファン・カルロスにパスを出し、ここから右サイドに展開。駆け上がってきた右SBのパブロ・マッフェオが鮮やかな先制ゴールを奪い、先制点に絡んだ。

 53分にもダビド・フェレイロのクロスにヘッドで合わせるも、枠をられず。シュートはヘッド2本のみに終わった。
 
 一方の久保は、68分にジェラール・モレーノのPKで追いついて迎えた77分に、パコ・アルカセルに代わってピッチへ。トップ下に入り、パスを受けると積極的に仕掛けるも、ウエスカの守備を崩せず。ボールロストをして、カウンターを浴びるシーンも2度ほどあった。

 後半アディショナルタイムにはシュート性のクロスを送り込むも、中の選手に合わせられず。短い出場時間だったとはいえ、見せ場を作れなかった。

 スペイン紙『Marca』は、試合後の採点で、久保も岡崎も「1点」(3~0点)と厳しい評価。マッチレポートの中で、「ウエスカの岡崎、フェレイロ、ラファ・ミルの攻撃トリオは苦しんだ」と綴っている。また、同じく全国紙の『As』も、両者ともに「1点」だった。

 試合後は、会話を交わす場面も見られた久保と岡崎。前者は次節、乾貴士がプレーすエイバルと相まみえる。2節続けての日本人対決に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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