「タケはカソルラのように違いが作れる」久保建英を“プロジェクトの目玉”として現地紙が特集!「クラブ史上最強の…」

2020年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「久保がビジャレアルとの契約をためらわなかったのは…」

エメリ監督に乞われ、ビジャレアル移籍を決断した久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ついにラ・リーガの新シーズンが開幕し、久保建英が加入したビジャレアルは、13日(日本時間14日1時半)に岡崎慎司を擁する昇格組のウエスカとファーストマッチを戦う。

 その久保に加え、地元のライバルであるバレンシアからダニエル・パレホとフランシス・コクランという実力派MFを補強したチームは、現地でも大きな期待をかけられているようだ。

 スペイン全国紙の『As』は、「ロッチとエメリの刺激的なプロジェクト」と題し、番記者のハビエル・マタ氏がビジャレアルへの期待を綴っている。

 これまでも優れた手腕で素晴らしい成果をあげてきたフェルナンド・ロッチ会長だが、ウナイ・エメリ監督を招聘したのは、「野心的な動きのひとつだ」と指摘。「エメリのような実績のある監督を連れてきたのは、これまでになかった。根本的な変更だ」と伝えている。

 さらに、昨シーズン5位になったチームのベースを維持しながら、久保、パレホ、コクランと"革命的な契約"を結び、ロッチ会長が「クラブ史上最強のスカッドのひとつであると認めた」と記している。
 
 そして、エメリ監督やエースのジェラール・モレーノとともに、プロジェクトの目玉のひとつとして久保を紹介。「若いにもかかわらず、最後の数メートルで違いを作れるプレーヤーだと見られている」とし、こう続けている。

「サンティ・カソルラが去った後、チームは最後の数メートルでボールプレーとアイデアによって違いを作れる選手を探していた。それこそが、タケ・クボに期待されるものだ」

 そして、「久保はでさらなる飛躍を遂げることが期待されており、ビジャレアルはそれに適している」としたマタ記者は、「他の選択肢も久保がビジャレアルとの契約をためらわなかったのは、素晴らしいシーズンになる可能性があることが明確だったからだ」と締めくくっている。

 大きな期待が懸けられている久保とビジャレアル。まずはいい形でスタートすることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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