【広島】「9か月間会えていない…」エゼキエウが愛する妻に捧げた来日後初ゴール! 最愛の人への想いを赤裸々告白

2020年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゴール後には左手薬指にキス「リクエストがあった」

清水戦で来日後初ゴールを決めたエゼキエウが愛する妻への想いを語った。写真:徳原隆元

[J1リーグ15節]広島4-1清水/9月9日(水)/エディオンスタジアム広島

 Jリーグ初先発でいきなり、来日後初ゴールを飾ったMFエゼキエウが、母国ブラジルに残る愛する妻への思いを語った。

 清水エスパルス戦で初先発を飾ったエゼキエウは、32分にペナルティエリア手前の左から左足で鋭いグラウンダーのシュートを放ち、ゴール左に突き刺した。このゴールを皮切りに広島は、後半に3得点を重ね、今季最多得点となる4発快勝で2連勝を飾った。

 先制点を挙げたブラジル人アタッカーは、「来日してからずっと結果が欲しくて、やっとゴールを決めれてホッとしている。ただこれで自信はつきましたが、次に結果を残していかなきゃいけない」と決してこの結果に満足せず、すでに前を向いている。

 今季ブラジルのボタフォゴから広島に移籍し、初めて活躍の場を海外へと移したエゼキエウ。しかし本人も「海外でプレーすることの難しさをすごく感じている」と話す通り、日本のサッカー、環境に適応するのに時間を要し、ここまでなかなか出場機会に恵まれずにいた。そんななかで心の支えとなっていたのは、今年1月に結婚した妻の存在だった。
 
「来日してから9か月間彼女に会えていないなかで、本当にいろんなことが起こって、苦しい状況のときもずっと遠く離れているところから自分を支えてくれていた。本当に(今日のゴールを)喜んでいますし、一番自分のそばにいて欲しかった人です。そんな家族のためにも、本当に大きな意味を成すゴールだったので、これからどんな困難が待ち受けているか分からないですけど、それも乗り越えていけるという自信をこのゴールが示してくれたと思っています」

 コロナ禍やビザの関係でいまだ再会は果たせずにいるが、得点後には「妻からもリクエストがあった」という、左手の薬指にキスをするパフォーマンスも披露。エゼキエウは遠いブラジルの地から支え続けてくれている妻のためにも、さらなる活躍を誓う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】エゼキエウが愛する妻に捧げたJ初ゴール! 先制点でチームを勝利に導く

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