アンチェロッティとの共闘を決めたハメスに…
エバートン移籍を決めたハメス(左)を猛烈に批判したのは、同胞のアスプリージャ(右)だった。 (C) Getty Images
コロンビアの至宝がサッカーの母国へ初上陸を果たした。
現地時間9月7日、エバートンはレアル・マドリーからコロンビア代表MFのハメス・ロドリゲスを獲得したことを発表した。英公共放送『BBC』は、契約期間は延長可能なオプションが付帯する22年6月までで、移籍金は2000万ポンド(約28億円)と伝えている。
昨夏にバイエルンからのレンタルバックでマドリーに復帰したハメスだったが、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を得られず、公式戦わずか14試合で1ゴールに終わっていた。
そんな29歳のレフティーは再起をかけて、マドリーとバイエルンで師事したカルロ・アンチェロッティとの共闘を決断。エバートンの公式インタビューでは、「契約した大きな理由のひとつは、アンチェロッティの存在だ」と認めている。
「カルロと彼のテクニカルスタッフたちとなら、大きなことを成し遂げられると確信している。本当によく知っている監督と一緒にいることは幸せだよ。僕自身も改善して、さらに良くなっていくためにここに来た。エンターテインメントなサッカーがしたいね」
このハメスの決断に不満を漏らす人物がいる。元コロンビア代表FWのファウスティーノ・アスプリージャだ。
現地時間9月7日、エバートンはレアル・マドリーからコロンビア代表MFのハメス・ロドリゲスを獲得したことを発表した。英公共放送『BBC』は、契約期間は延長可能なオプションが付帯する22年6月までで、移籍金は2000万ポンド(約28億円)と伝えている。
昨夏にバイエルンからのレンタルバックでマドリーに復帰したハメスだったが、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を得られず、公式戦わずか14試合で1ゴールに終わっていた。
そんな29歳のレフティーは再起をかけて、マドリーとバイエルンで師事したカルロ・アンチェロッティとの共闘を決断。エバートンの公式インタビューでは、「契約した大きな理由のひとつは、アンチェロッティの存在だ」と認めている。
「カルロと彼のテクニカルスタッフたちとなら、大きなことを成し遂げられると確信している。本当によく知っている監督と一緒にいることは幸せだよ。僕自身も改善して、さらに良くなっていくためにここに来た。エンターテインメントなサッカーがしたいね」
このハメスの決断に不満を漏らす人物がいる。元コロンビア代表FWのファウスティーノ・アスプリージャだ。
言わずと知れたコロンビアのレジェンドは、地元のラジオ局『Blu Radio』の番組「Blog Deportivo」で、「彼が決めたことだから仕方がない」と前置きしたうえで、次のように批判を展開した。
「彼はとても寒いという理由でドイツに残りたがらず、マドリーでベンチを温め、そして、エバートンに行き着いた。全てハメスが勝手に決めたことだ。私から言わせてもらえば、気候的にリバプールも寒いと思うがね」
かつてニューカッスルでプレーし、イングランドの生活も経験しているアスプリージャは、後輩に辛辣だった。
「(ハメスの決断は)理解できない。彼はやることの全てが逆行している」
偉大なる英雄からの批判をハメスは力に変えられるのか。マージーサイドでのパフォーマンスに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「彼はとても寒いという理由でドイツに残りたがらず、マドリーでベンチを温め、そして、エバートンに行き着いた。全てハメスが勝手に決めたことだ。私から言わせてもらえば、気候的にリバプールも寒いと思うがね」
かつてニューカッスルでプレーし、イングランドの生活も経験しているアスプリージャは、後輩に辛辣だった。
「(ハメスの決断は)理解できない。彼はやることの全てが逆行している」
偉大なる英雄からの批判をハメスは力に変えられるのか。マージーサイドでのパフォーマンスに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部