【J1ベストイレブン】MVPは川崎の止まらない“ヌルヌルドリブラー”! 鳥栖CBとともに最多4回目の選出|14節

2020年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島&G大阪から2名ずつをセレクト

【14節のベストイレブン】

 J1リーグは、9月5日に各地で、第14節の9試合が行なわれた。ここでは、今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

【PHOTO】J1第14節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

 首位独走中の川崎でレギュラーに君臨するスーパールーキーが、今節も圧巻のプレーを見せた。

 横浜との"神奈川ダービー"に3トップの左で先発出場した三笘薫は、先制されて迎えた33分、脇坂からのパスを受けドリブルでペナルティエリア左へ進入。そこから中央に切り込んで相手DFを揺さぶり、ここしかないコースにしっかりと決めて先制。さらに50分にも、旗手とのホットラインからチームの3点目を決めて勝利をほぼ確実のものとした。

 代名詞の"ヌルヌルドリブル"も遺憾なく発揮し、2ゴールの活躍。通算得点もチームトップの「8」とし、勢いのとどまるところを知らないこのドリブラーを、今節のMVPとした。
 
 4発快勝で4試合ぶりの白星を手にしたG大阪からは、東口順昭と山本悠樹をチョイス。前者はPKストップでチームに流れを引き寄せ、後者は鮮やかなミドルでJ1初ゴールとなる先制点を決め、守備でも大いに貢献した。

 2連勝と波に乗る鹿島からも2名を選出。中盤を支配したレオ・シルバと、先制点を挙げるなどサイドで攻守に奮闘した和泉竜司を選んでいる。

 また1トップには、的確な配給で攻撃にリズムをもたらし、決勝弾を挙げた柏の江坂任。2シャドーの一角には、ルヴァンカップに続き2戦連発ゴールを挙げたFC東京の安部柊斗。右ウイングバックには2ゴールを演出したC大阪の坂元達裕を配置した。

 そのほか3バックには、献身的な守備を見せつつ6試合ぶりの得点を挙げた湘南の大岩一貴。相手の決定機を冷静に処理した鳥栖のエドゥアルド。クリーンシート達成の立役者となった広島の佐々木翔をセレクトした。
 

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