「離婚したいカップルのよう…」メッシ愛を強調したバルサ公式SNSに非難殺到!「中身が空っぽだ」

2020年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

11年前のゴラッソシーンも非難の対象に

バルサ退団騒動に決着をつけたメッシだが、その影響はいまだ続いているようだ。 (C) Getty Images

 現地時間9月4日、1週間以上に渡って世界に揺るがしたリオネル・メッシの去就騒動に一応の答が出た。スペイン版『Goal.com』のインタビューを通じて、「愛するクラブと裁判で争う気はない」と本人の口からバルセロナ残留が発表されたのだ。

 だが、メッシはインタビュー中に「今のクラブにはプロジェクトがない」とジョゼップ・マリア・バルトメウ会長をはじめとするバルサ上層部を公然と批判。問題の根深さが浮き彫りとなった。

 21年6月末の契約満了を以って、バルサを去るというのが大方の見方となっている中で、エースの言葉にファンも複雑な心境を抱いている。ゆえに、残留発表後に投稿されたクラブの悠長なツイートに我慢がならなかったようだ。

 現地時間9月5日にバルサがメッシの画像付きで、「バルサへの愛は変わらない。ベストを尽くす」という本人のコメントをツイートすると、「何という皮肉だ」「バルサでの時間はもう終わりだろう」「やる気ないエースに何が出来る」といった非難のコメントが殺到した。
 
 さらに、同日に投稿された、メッシが約11年前に開催されたクラブワールドカップ決勝でエストゥディアンテスを相手に決めたゴラッソシーンを紹介したツイートにもバッシングが相次いだ。

「もはや惨め」
「この時に彼との関係が破綻することを誰が想像しただろう」
「祝うべきことは何もない」
「メッシは最高だ。我々を偉大にしたのは彼だ」
「私は恥ずかしい。メッシを醜く見せているのはバルトメウたちだ」
「離婚したいカップルのようなもの」
「最も出ていくべきバルトメウは表に出てこない」
「中身が空っぽな愛に変わった」

 クラブに都合の良い発言だけを切り抜くツイートをしたことで、火に油を注ぐ結果となったバルサ。今月22日までに1万6520人のクラブ会員の署名が集まれば、バルトメウ会長ら現理事会の不信任投票が実施されるが、はたして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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