J１リーグは９月５日、各地で14節の９試合を開催。昭和電工ドーム大分では、大分トリニータ対FC東京の一戦が行なわれ、FC東京が１-０で勝利を収めた。

　試合は立ち上がりから中盤での激しい潰し合いが見られたが、徐々に大分がボールを支配。持ち前のパスサッカーで敵陣へ攻め込んでいく。しかしFC東京も森重、渡辺らを中心とした堅い守りでゴール前では隙を見せず、得点を許さない。

　すると、やや膠着した展開の中で先制点はセットプレーから。29分、FC東京はCKからのこぼれ球を安部柊斗が左足を一閃。これが相手選手に当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれた。安部の得点でFC東京が先制する。

 

　迎えた後半は大分も反撃に出るものの、FC東京の堅守は崩れず、途中出場のアダイウトンやA・シルバらがうまく時間を使い、リードを保っていく。結局、試合は１-０のままタイムアップ。FC東京が今季３度目の無失点勝利で２連勝を飾った。一方の大分は２連敗に。

　FC東京は勝点を28とし、大分は同12にとどまっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部