「想像を超越する長さで…」渦中のベイルが代表練習で全開放した“超ロン毛”に英紙も驚愕!

2020年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰も特別扱いはしない」とギグス監督

ウェールズ代表に合流したベイル(右)。初日の練習は終始笑顔でご機嫌だった。(C)Getty Images

 世間を騒がせているガレス・ベイルが、兎にも角にもご満悦だ。

 現地月曜日、ベイルはコロナ禍で初となるウェールズ代表のキャンプに合流。ネイションズ・リーグの2試合(フィンランドとブルガリアが相手)に備え、チームは急ピッチでの調整に余念がない。もちろん代表チームでのベイルはいまだ不動の大黒柱で、長きに渡ってともに戦ってきた盟友たちとの再会を楽しみながら、トレーニングに精を出している。

【画像】ここまで長かったとは…。ベイルの超ロン毛が開放された決定的瞬間はこちら!

 一方、2022年6月までの契約が残るレアル・マドリーでは、依然としてジネディーヌ・ジダン監督との冷戦が続いている。なにせ直近の12試合で100分間しかプレーしていないのだ。世界最高水準の週給65万ポンド(約8800万円)を破棄したいクラブ側の思惑とは裏腹に、選手本人は移籍の可能性を否定。もはや、にっちもさっちも行かない膠着状態となっている。

 そんな絶対エースが置かれた現状を苦々しく感じているのが、ウェールズ代表を率いるライアン・ギグス監督だ。「ジダンとは(ベイルについて)なにも話してないよ。僕はフランス語もスペイン語も下手だし、たしかジダンは英語が話せないからね」と冗談を飛ばしつつ、「いかなる選手であっても特別扱いはしない。コンディションが整っていなければ試合には出られない。ガレスも例外ではないよ」と釘を刺した。

 ウェールズ代表は来年に延長されたEURO2020本大会への出場を決めているが、指揮官は「この状態が続けばどうなるかは分からない。ただ個人的には解決に向かうと信じているよ」と見解を明かし、「ガレスが話したいならいつでも相談に乗るつもりだ」と付け加えている。
 
 周囲の喧騒などどこ吹く風と、代表練習では笑顔が絶えないベイル。そんななか、通信社が撮影した一枚の写真に反応したのが英紙『The Sun』だ。ベイルはロングヘアをがっちりと上部でお団子状に束ねて久しいが、滅多に人前でそれをほどくことがない。それがランニング中にバサッと全開放し、歌舞伎役者のように髪を振り回したのである。

 同紙は「以前より髪はさらに伸びた印象で、もはや想像を超越する長さに到達した。レアル・マドリーを追放された男はウェールズ代表に馳せ参じて、"たてがみ"を綺麗に整え直しているかのようだ」と、皮肉っぽく描写している。

 なにをやっても記事になってしまう31歳。はたしてこの移籍期間中に動きはあるのか。ウェールズが誇る生ける伝説、その進退に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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