トップ下で先発の久保建英が2ゴールを演出!“ライバル”からパスをもらえず注文をつける場面も…

2020年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

PSM4試合目の出場

ソシエダ戦で2度目のスタメン出場を果たした久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間9月2日、久保建英が所属するビジャレアルが4戦目のプレシーズンマッチでレアル・ソシエダと対戦した。
 
 スペイン代表に招集されたエースのジェラール・モレーノが不在ということもあり、久保は8月25日のテネリフェ戦以来2試合ぶりの先発出場。4-2-3-1のトップ下に入った。一方、マンチェスター・シティから電撃移籍を果たしたソシエダのダビド・シルバは、新型コロナウイルスに感染したために欠場となった。
 
 試合は開始2分にいきなり動く。右サイドで久保がプレッシャーをかけてビルトアップのミスを誘うと、パスカットしたチュクウェゼが中央へパス。これをエリア内で受けたコクランが左足の狙い澄ましたシュートでネットを揺らし、ビジャレアルが先制点を挙げる。
 
【動画】バレンシア戦で久保建英が見せた厳選プレー集

 さらに、その5分にはカウンターから、フリーランニングをした久保がノーマークとなるが、右サイドの定位置を争うライバルであるチュクウェゼからパスをもらえず。プレーが切れた後、注文をつける場面もあった。
 
 ビジャレアルは、18分に先取点を奪ったコクランがポルトゥを倒してPKを献上。ピンチを迎えたが、ウィリアン・ジョゼのシュートをGKアセンホがセーブする。すると、29分に久保のパスに反応して敵ゴール前に抜け出ようとしたモイ・ゴメスがPKを誘発。これをパコ・アルカセルが決めてリードを広げる。
 
 34分には、右サイドからエリア内に走り込んだ久保に左サイドのモイ・ゴメスから絶妙のパスが通る。ダイレクトで狙ってもいい場面だったが、トラップを選択。だが、やや大きくなってしまい、シュートに持ち込めなかった。
 
 ビジャレアルは後半になってもメンバーを入れ替えず、久保は後半途中から右サイドにポジションを移し、82分までプレー。露骨なファウルで止められたドリブルや、75分に前線のニーニョへ送り込んだ敵の虚を衝くパスなど随所に持ち味を披露した
 
 結局、2-0で本番さながらの強度の高い試合を制したビジャレアルが、プレシーズンマッチ2勝目を挙げている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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