冨安健洋がセリエAの「昨夏の補強ベスト10」に選出!「リーグ有数の右SBとして確立した」

2020年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

その他9人の顔ぶれは?

新シーズンは本職のCBでの起用が予想されている冨安。(C) Getty Images

 異例の事態で長くなったシーズンはようやく終わった。だがすでに、新シーズンの戦いは始まっている。イタリアでは9月1日、正式にカルチョメルカート(移籍市場)が開幕した。

 その1日、『TUTTOmercatoWEB』は、昨夏の補強を振り返ってベスト10を選出。ボローニャに加入した日本代表の冨安健洋も選ばれた。

 冨安は昨年7月、シント=トロイデンからボローニャに移籍し、1年目のセリエAで29試合に出場。本職ではない右SBながら守備の国イタリアで高い評価を受け、ローマをはじめとする国内外の強豪から関心を寄せられるほどとなった。

『TUTTOmercatoWEB』は、冨安について「下馬評から良かったが、本人はその期待に応えた。リーグ有数の右SBとして確立。(本職でもある)CBとしても貴重な存在だ」と賛辞を寄せている。
 
 シニシャ・ミハイロビッチ監督は新シーズンで冨安をCBにコンバートする意向。ボローニャ専門サイトなどによると、スタートしたキャンプでも冨安はCBとして試されているようだ。2年目のイタリアでさらなる飛躍を遂げることを期待したい。

 なお、同メディアが選手とした「昨季の補強ベスト10」のその他の選手たちは以下のとおり。

デヤン・クルセブスキ(アタランタ→パルマ)
ソフィアン・アムラバト(クラブ・ブルージュ→ヴェローナ)
テオ・エルナンデズ(レアル・マドリー→ミラン)
ルスラン・マリノフスキ(ヘンク→アタランタ)
ケン・セマ(ワトフォード→ウディネーゼ)
フランチェスコ・カプート(エンポリ→サッスオーロ)
ダルコ・ラゾビッチ(ジェノア→ヴェローナ)
アミル・ラフマニ(ディナモ・ザグレブ→ヴェローナ)
メルト・ミュルドゥル(ラピド・ウィーン→サッスオーロ)

 この夏のメルカートではどのような移籍が実現し、それはヒットするのか。新型コロナウイルスの影響でいっそう複雑化している市場での動きに注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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