【FC東京】「信頼されればパスもくれる」売り出し中のFW原大智が目指すさらなる飛躍!ルヴァン杯・名古屋戦で警戒する選手は?

2020年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋を警戒「強力な選手が揃ってる」

原は12節の湘南戦で今季2点目を挙げ、波に乗っている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

「与えられた時間で自分を出していきたい」

 そう力強く語ったのはFC東京アカデミー出身のストライカー、原大智だ。在籍3年目となる21歳は、8節のサガン鳥栖戦でJ1初ゴールを挙げると、12節の湘南ベルマーレ戦で今季2点目を記録。いずれも途中投入という短い時間のなかで、実力を示した。

「若手にチャンスがあるので、まだ出られていない若手も、みんな常に希望を持って切磋琢磨できている」

 今季は過密日程や主力組の負傷離脱も影響し、FC東京はメンバーをローテーションして臨んでいる。原が言う通り、今シーズンは若手にとってチャンスの1年となる。そのなかで、原は「どんどん(出場)時間を増やせれば…」と得点へ闘志を燃やす。
 
「前線の選手とすごく良い関係になってきている。自分もどんどん(ゴールを)決めていけば信頼されて、パスもくれると思うので、まずは自分の決め切るところだったり、そういうところを意識していきたい」

 次戦は9月2日に行われるルヴァンカップ準々決勝で、名古屋グランパスと対戦。「前線は強力な選手が揃ってると思いますし、金崎夢生選手だったり得点能力の高い選手がいて、DFも代表クラスが揃っている」と警戒する。

 それでも、「後半から出るとしたら、しっかり走ってスペースを狙っていきたい」と意気込む原。多彩なシュート技術を持つ若武者のカップ戦初ゴールに期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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