「来たらパンツだって脱いじゃうかも…」ニューウェルスDFがメッシ“電撃復帰”の噂に本音をポロり

2020年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

財力を考えると実現性は低いが…

ジュニア時代にニューウェルスに所属していた経験を持つメッシ。ここ最近の動向は、母国でも小さくない話題を呼んでいる。 (C) Getty Images

 去る8月25日にクラブ上層部へ退団の意思を書面で突き付けたとアルゼンチン・メディア『Tyc Sports』が報じて以来、リオネル・メッシの動向は、連日のように各国メディアを賑わせている。

 24日にロナルド・クーマン新監督が"盟友"ルイス・スアレスに戦力外通告を言い渡しことで、我慢が限界を超えたとも言われているメッシ。その大スターの移籍先には、以前から関心が噂されているマンチェスター・シティ、インテル、パリ・サンジェルマンなどの名前が挙がっている。

 メッシが13歳でバルサに入団する前まで在籍していたアルゼンチンの古豪ニューウェルス・オールドボーイズも候補の一つとされている。本人も昨年10月に『Tyc Sports』のインタビューで、「実現できるかは分からないけど、アルゼンチンのサッカー界で、ニューウェルスでプレーするのが、僕の夢だ」とコメントしていた。

 もちろん現時点で実現性は決して高くはない。仮にメッシがバルサに突き付けている契約解除条項が認められ、フリーでの移籍が叶ったとしても、サッカー界最高の5000万ユーロ(約62億5000万円)とも言われている年俸を払えるだけに財力がニューウェルスにはないからだ。
 
 とはいえ、ニューウェルスの選手たちは、「メッシがやってくるかもしれない」という可能性に心を躍らせている。地元のラジオ番組『How Do You Go?』に出演した30歳のアルゼンチン人DFのマリアーノ・ビトーロは、正直に胸の内を明かした。

「リオネル・メッシが移籍してくるなんて本当に夢のようなことだし、それは嬉しいよ。その気持ちを抑え込める必要はないと思うんだ。もし、僕がクラブにて、そこにメッシがやってきたら、僕はパンツだって脱いじゃうかもしれない。でも、それくらいのことだと思うんだ」

 一方で、18年からニューウェルスに在籍しているビトーロは、クラブの現状を交えて、メッシの"電撃復帰"が夢であることを強調している。

「うまくいけば、僕は練習場でメッシとマッチアップして、試合では同じピッチに出られるかもしれない。去年の12月にマスチェラーノがエストゥディアンテスに加入したけど、あの時と同じか、それ以上のことが僕らに起こり得ると思う。でも、現実を見ることも忘れてはいない。彼が来ることがいかに難しく、時間が必要かは分かっているよ」

 アルゼンチン紙『Ole』によれば、一部のニューウェルス・ファンは、メッシ獲得を訴えるパレードを行なっているようだが、はたして「夢の復帰劇」は実現するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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