ラストマッチの内田篤人が16分から緊急出場。39分にイエローカードを受けるも激しいプレーでチームを鼓舞!

2020年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

0-1の1点ビハインドで前半を折り返す

ラストマッチで前半16分からの登場となった内田。写真:滝川敏之

 Jリーグは8月23日、中止となった鳥栖対札幌を除く7試合が各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行われた鹿島アントラーズ対ガンバ大阪の一戦では、前半のうちにアクシデントが発生し、16分に内田篤人が緊急出場となった。

 先日引退を発表した内田は、この試合で9節の鳥栖戦以来となるベンチ入りを果たす。

 試合は、鹿島が相手の出鼻を挫くように立ち上がり攻勢に出る。3分、4分と和泉竜司が続けてシュートを放つものの、GKにセーブされる。すると6分にG大阪に反撃を受け、小野瀬康介に詰められ0-1と先制点を許してしまう。

 1点ビハインドで迎えた16分。G大阪の左アウトサイドに入っている福田湧矢と右サイドで対峙していた右SBの広瀬陸斗がクロスボールに対応した直後に足を痛め、ピッチに倒れ込む。

 直後に続行不能のサインが出され、タンカーに担がれてピッチを後にした広瀬に代え、ザーゴ監督は内田を投入した。
 
 2節の川崎戦で先発して以来の出場となった内田に、この日キャプテンを務めていた三竿健斗が近寄り腕章を渡す。

 思わぬ早期出場となった内田は、攻撃時には右サイド高い位置を取るなど、溌剌とプレー。39分にはCKのこぼれ球を拾った宇佐美貴史に激しくチャージし、カウンターの芽をつぶした。このプレーでイエローカードを受けたものの、チームを鼓舞するプレーを披露している。

 前半はスコアがこのまま動かず、0-1で鹿島が1点ビハインドで折り返している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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