【J1】川崎が2位セレッソを退けリーグ新記録の10連勝! 名古屋が劇的ゴールで3位浮上、G大阪は6位後退…

2020年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

11節は多くの打ち合いが繰り広げられる

川崎が破竹の10連勝で首位を独走している。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは8月19日、各地で第11節の8試合を開催。依然としてトップを独走する川崎フロンターレが、1シーズンでのJ1新記録となる10連勝を達成した。

J1リーグ 最新順位表(11節終了時)

 ホームに2位セレッソ大阪を迎えた首位川崎は、開始7分にブルーノ・メンデスの公式戦3戦連発となる得点で先制を許す。しかし21分に脇坂泰斗のクロスと見せかけた意表を突く直接FKで同点とすると、さらに42分に家長昭博がPKをしっかりと決め逆転。さらに後半に入り、53分に小林悠が追加点を挙げ、川崎が2点をリードする。58分に失点したものの、途中出場の三笘薫とレアンドロ・ダミアンが1点ずつを重ね、5-2の勝利。2位C大阪の挑戦を退けた川崎が勝点を31に伸ばし、首位を独走している。

 前節3位のガンバ大阪は6位・浦和レッズとの上位対決に臨んだ。立ち上がりこそ積極的に攻勢に出たG大阪だったが、24分に関根貴大、34分にはレオナルドに3戦連発となる得点決められ、前半で2点のビハインドを負う。後半に入ってもさらに57分に失点。60分に井手口陽介が一矢報いるも最後まで追いつけず、1-3の敗戦を喫し6位に後退している。

 4位につけるFC東京と8位サンフレッチェ広島の一戦は打ち合いとなった。FC東京は14分に広島に先制されるも、19分にディエゴ・オリヴェイラ、22分に安部柊斗と立て続けに得点を奪い逆転する。37分に同点とされるも前半終了間際の45分にレアンドロがFKを沈め再び1点をリードする。しかし、試合終了間際に川辺駿に同点弾を許し、3-3のドロー決着となった。

 5位の名古屋グランパスは、最下位に沈む湘南ベルマーレと対戦。試合はともに好機を創出し相手ゴールを脅かしたものの、なかなか得点が生まれずスコアレスで決着かと思われた90+2分。CKからの相手のオウンゴールが決勝弾となり、名古屋がウノ・ゼロ勝利。3位に順位を上げている
 
 そのほか、前節連敗を5でストップした横浜FCは、前半の1点を守り抜き鹿島アントラーズ相手に1-0の勝利。2連勝で13位に浮上。5戦負けなしと好調の清水は、王者の横浜F・マリノスとの打ち合いに3-4で敗れた。ともに2試合勝利がなく、なんとしてでも勝点3が欲しいヴィッセル神戸対柏レイソルの一戦は、試合終了間際の90+4分に三原雅俊が劇的なゴールを挙げ、柏が3-2で3戦ぶりの勝星を手にした。
 
J1・11節の結果は以下の通り。
 
川崎 5-2 C大阪
横浜FC 1-0 鹿島
湘南 0-1 名古屋
清水 3-4 横浜
G大阪 1-3 浦和
神戸 2-3 柏
広島 3-3 FC東京
札幌 1-1大分
仙台 開催中止 鳥栖
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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